西尾院長こんにちは！
平針駅・赤池駅から徒歩10分
名古屋市天白区きのて整体院の西尾です。
本日は「変形性膝関節症」についてお話します。
今回は当院に来られた６０代女性の変形性膝関節症についてのご相談です。
膝のことについて相談させて下さい。
仕事上、立ち仕事や重い荷物を持つことが多く、
随分前から膝の痛みが気になり困っていました。
整体でなんとかなりますか？
西尾院長こんにちは。ご相談頂きありがとうございます。
膝の痛みが気になるのですね？
具体的にはどんな時に困りますか？
膝の痛みが気になって、階段がスムーズに降りられないんです。
これが凄く不便で困っています…
西尾院長膝の痛みで階段の上り下りが辛いんですね。
それは大変です。
整体でその痛みを緩和する事が出来ますよ。
本当ですか？
痛みも辛いし日常生活も不便なことが多いので、
痛みが減るだけでも嬉しいです！
西尾院長まずはお膝とお体全身の検査をして、
何が原因なのか、どうしたら良くなるのか
考えていきましょう。
ぜひ、よろしくお願いします！
患者様の訴えは「膝が曲がらなくて階段がスムーズに下りられない」とのことでした。
状態の確認のため、ベッドで仰向けに寝た状態で膝を曲げていただいても、ここまでしか曲がりませんでした。
膝の痛みで階段がスムーズに降りられない
60代女性、お仕事上立ち作業が多く、重量物の移動などが多い方です。
10年以上前から膝の痛みがあり、現在も整形外科へ通院中。
先生からは「なんとか生活出来るレベルだから、手術はしなくていいんじゃない？」と言われたそう。
ただ、ご自宅の階段の上り下りに支障があることや、だんだんとスムーズに歩けなくなってきたことが心配で、当院を受診されました。
「変形性膝関節症は整体で治るのか」その答えとは
西尾院長変形性膝関節症に整体は効果があるのか、その答えは
膝の構造的な変形は手術でしか治すことはできないが、
今の痛みや曲げられないなどの症状は治る、もしくは緩和するです。
変形してしまった膝関節を整体で治すことは出来ません。それは手術でしか出来ないのです。
しかし、変形すること＝痛みではありません。
曲げられない、伸ばせない、動かせないといった状態が痛みを作ってしまっているのです。
ですので、手術をしなくても整体をすることで、膝の痛みの緩和、階段の上り下りの苦痛などの症状が改善するのです。
変形性膝関節症とは？
膝の関節の軟骨が摩擦などですり減ったために、ひざに強い痛みが出る慢性的な病気です。
最初は痛みが出ても休めば治まる程度の症状ですが、ひどくなると安静にしていても痛みが取れず、歩行困難になることもあります。
今回来院された患者さんも、明らかに変形がみられました。
「電気と湿布で…」
毎週整形外科さんへ通い、電気と湿布で様子を見ていたそうですが、一向に改善しなかったようです。
変形性膝関節症の症状は？
来院された患者さんの訴えは「膝が曲がらない」でしたが、初期には歩き始め、いつもより長く歩いた時、イスから立ち上がる時などに痛みを感じるなどの症状があります。
中期になると、膝がこわばって膝を曲げたり伸ばしたりといった動作がつらくなります。
膝に水（関節液）がたまる・腫れる・熱を持つといった症状が現れ始め、O脚変形が進行することもあります。
さらにひどくなると、関節の軟骨がなくなって骨が直接こすれるため、立ったり歩いたりする動作も難しくなり、膝の変形も進行することが多いのです。
変形性膝関節症になってしまう原因は？
一般的に言われている原因は以下のようなものです。
- 加齢
- 肥満
- O脚
- ホルモンバランス
- 日本式の生活習慣
①加齢
年齢を重ねるとともに少しずつ関節の軟骨がすり減ったり削れたりすることで表面が荒れて、慢性的な炎症や変形が起こるといわれている。
②肥満
膝の関節には常に体重の4～6倍の負荷がかかっているため。
特に階段の上り下りには膝に体重の何倍もの負荷がかかってしまいます。
③O脚
膝の内側に極端に負荷がかかるため
④ホルモンバランス
閉経後のホルモンバランスの変化によって骨がもろくなります
⑤日本式の生活習慣
畳での生活、あぐらや正座、和式便座など膝を曲げることが多く、
しゃがみ動作や床生活はその姿勢をするだけでも膝の負担となります。
膝への負担を和らげることがポイント
膝の痛みを軽減させる一番のポイントは、膝への負担を和らげることです。
簡単に説明すると「膝への負担が大きいと変形しやすくなり、痛みも出やすくなる」のです。
変形性膝関節症の方や膝に痛みを抱えている方は、今までの生活で膝への負担が大きかったということなのですね。
膝は構造上安定性に乏しい関節です。なので、体重が標準より外れている方はダイエットで体重を減らすことでも膝への負担の軽減になりますよ。
日常生活内でどれだけ膝への負担を減らせるかが症状改善のポイントとなります。
今の症状が治らない本当の原因は？
膝が曲げられないのは膝の変形だけが原因なのでしょうか？
「体重が重いから仕方ない」
「変形してるから痛みと付き合っていくしかない」
という方も多いですが、それって本当なのでしょうか？
膝関節は「大腿骨」「脛骨」で作られます。
（太ももとすねの部分です）
大腿骨は骨盤と「股関節」を作り
脛骨は「腓骨、距骨」と関節を作ります。
（足関節の部分です）
膝の痛みは特に「骨盤や股関節」「足指や足首」が関係してきます。
股関節や足首が硬い方は、その部位の柔軟性を出すことも大切になってきます。
- 膝の痛みがある方
- 膝のレントゲンは撮ったことがあるけど、足や股関節などは診てもらったことがない方
- 膝の症状を根本的に治したい方
- 日常生活に支障なく、毎日を過ごしたい方
膝の症状でお悩みの方はお気軽にご連絡くださいね。
