マラソン中に膝が痛い!それ、ランナー膝かも?

西尾院長

こんにちは!
平針駅・赤池駅から徒歩10分
名古屋市天白区きのて整体院の西尾です。
本日は「ランナー膝」についてお話します。

ランニングの習慣があるのですが、近ごろ膝の痛みが気になって集中して走る事が出来ないんです…どこか悪いのでしょうか?

西尾院長

走っていると膝の痛みが気になるのですね。
それはランナー膝と呼ばれる、膝の靭帯などが炎症を起こしてしまっている状態かもしれません。

靭帯が炎症!?大丈夫なんでしょうか…

西尾院長

ご安心下さい。
しっかりと治療をすれば炎症が収まり、
また痛み無く走れるようになりますよ^^
まずはご相談下さい。

そうなんですね。それを聞いて安心しました。
早く良くなってまたランニングを始めたいです。

本日はランニングやジャンプ動作の繰り返しで起こる、膝の痛みや不快感「ランナー膝」についてお伝えしますね。

目次

ランナー膝ってなに?症状はどんなもの?

ランナー膝とは通称であり、正式名称は腸脛靭帯炎と言います。膝の外側に痛みが出てきて、主に長距離走をされるマラソンランナーがなりやすいことから、「ランナー膝」と呼ばれています。

腸脛靭帯は膝の外側に付いており、初期症状としては運動中、運動直後に痛みが出やすく、安静にしていると治まります。悪化すると安静時中も痛みが出ます。

屈伸運動を繰り返すことで症状が出るので、長距離走や自転車競技をされる方に起こりやすいです。

マラソンなどの長距離走、膝が痛くで走れない

今回は膝の外側の痛みで来院されたAさんをご紹介したいと思います。

Aさんはマラソン大会出場に向けて、毎日ランニングの練習をしているとのことでした。
5キロくらいまでなら痛みなく走れるけれど、5キロを過ぎた辺りからだんだんと膝の外側が痛くなり、走れなくなってしまうとのこと。

去年までは走っている時には何ともなかったのに、今年に入ってから特に膝の痛みが気になるようになりました。
なんでだろう?そして、早く治したい!との思いで来院されました

身体の状態をチェックした結果

まずは問診。その後はお身体の状態をチェックさせていただきました。
具体的にはお身体の状態を鏡で見ることや、動かしながら痛みや症状の確認をしていきます。

まずは膝の状態がどうなっているのかの確認からさせていただきました。

Aさんは膝の外側に

  • 押さえた時の痛み
  • 曲げた時の痛み
  • しゃがんだ時の痛み

が見られました。

膝の外側に、マラソンなどによる過度な負担がかかってしまい、痛みが出ている。
そんな状態でした。

一般的なランナー膝の原因は?

ランナー膝の原因は以下の5つが考えられます

①過度なランニングやジャンピングなどの活動
②不適切なランニングフォーム
③間違った靴選び
④膝の安定性の欠如
⑤足の筋力の不均衡

一番の原因はオーバーユース、つまり使いすぎと言われています。

屈伸運動動作の繰り返しで悪化するとお伝えしましたが、それを繰り返しやすいランニングや自転車などで膝に何度も摩擦の負荷が起こり、炎症に繋がります。
また、荷重や関節の歪みによる負荷も、摩擦・炎症を悪化させる一因となります。

Aさんのランナー膝の原因は?

Aさんの膝の外側の痛みの原因を見つけ出すため、Aさんへ聞き取りと、全身の検査をさせていただきました。

膝に痛みが出てしまっている原因。それは大きく2つありました。

①過去に捻挫した足首の可動域が悪い
②間違った靴選びによって足の安定感がない

①と②によって身体の土台である足がグラグラになっていました。
その結果、膝も安定感を失ってしまいます。
不安定な膝を周りの筋肉や靭帯が支えようと頑張った結果、痛みを出してしまっていたのです。

足から膝へアプローチする整体法


膝の痛みとあって、もちろん膝へのアプローチはしていきます。
ですが、根本原因を改善させないと痛みは再発してしまいます。

Aさんへのアプローチとして当院で行ったこと。
それは足首、足裏、足指の動きを改善させること、筋肉を正しく使えるようにしていくこと。

足部の機能を高めることで、早期症状改善はもちろん再発しない身体を手に入れることができます。
Aさんのように過去に捻挫の経験がある方は、可動域と筋力の低下を認めることが多いです。

痛みのある部分だけでは、その場は良くてもすぐに戻ってしまいがちです

  • 直接膝の動きを良くする
  • 足部を整えることで膝の動きをよくする膝への負担を軽減させる
  • 靴を見直すことで負担を軽減させる

施術とご自宅でのケアの継続と靴を見直すこと。
足から整えることで痛みのある部分だけでなく、全身を整え、根本的に痛みの原因を改善していきます。

膝の症状が強くなると、走っているときだけではなく日常生活での立ち座りや歩行にも障害が出てきてしまいます。
お困りの方はお早めに、お気軽にご相談ください。

ご予約。ご相談は電話もしくはLINEからご連絡下さい。

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