西尾院長こんにちは！
平針駅・赤池駅から徒歩10分
名古屋市天白区きのて整体院の西尾です。
本日は小学3年生の側弯症のお子さんについてお話します。
今回は親御さんに連れられて、小学3年生のお子さんがお越し下さいました。
子供が小学校の検診で病院での再検査を勧められて…
レントゲンを撮ったら「側弯症」と言われました。
西尾院長ご相談頂きありがとうございます。
「側弯症」と診断されたのですね。
急に言われるとビックリしますよね。
そうなんです。
聞いたことはありますが、細かくはよく分からず…
お医者さんには「様子見で」と言われて、余計に不安になってしまいました。
西尾院長お子さんが側弯症と診断されても、
「様子見をしましょう」と言われるのはよくある事です。
きのて整体院ではその様な側弯症の方に対しても
お役に立てることがあります。
まずはお子さんの今の状態を確認してみましょう。
本当ですか？
嬉しいです。是非よろしくお願いします。
側弯症と診断後も、病院からは様子見って言われたけど…
学校の検査で病院へ行くように言われたS子ちゃん。
病院でレントゲンを撮ってもらい「側弯症」の診断。
「今はそんなにひどくないから」「特にやることはないから様子見で」
そんなふうに言われてしまったそうです。
お母さんから「今後どうすればいいのか不安で」と相談を受けました。
側弯症で「経過観察」「様子見」と言われて終わっている子は少なくないはず。
整体でお役に立てることがたくさんあるので、今日は「側弯症」について書こうと思います。
「側弯症」と言われて、まず大切なのは
まず大切なのは、側弯症を理解することです。
そして定期的な検査が必要です。
側弯症は
約8割が原因不明です。
ということは、治し方もわからない。
これが大前提です。
治療法は大きく3つに分かれます。
- 重度→手術
- 中等度→装具
- 軽度→運動療法
そして多いのは「軽度」と呼ばれる状態です。
「運動療法」のはずなのに病院では「経過観察」「様子見で」と言われてしまうことが多いんです。
定期的な検査が必要です。
下のブログにも画像を載せてありますが、
「コブ角」というのが大事になります。
重症度の判断に用いられるレントゲン画像での基準です。
重症度によって治療法がかわるため、定期的に病院でレントゲンを撮ってもらうことが大切です。
当院では側弯症に対する整体を行っています
側弯症は原因不明であることがほとんどです。
ですので、根本治療はできません。
ただ、今まで側弯症のお子さんを診させていただくと共通する部分が多々あります。
側弯症は治せない。ただ、悪化しないように予防はできると考えています。
側弯症のリスクって？
側弯症のリスクとして
・肩やウエストラインの左右差といった見た目の問題
・身体の疲れやすさ
などが挙げられますが、
一番のリスクは
「心肺機能の低下」です。
背骨に歪みが生じるということは、背骨に付着する肋骨や呼吸筋にも歪みが出ます。
結果として
・肺活量の問題
・血流の問題
・自律神経の問題
に繋がるリスクがあるのです。
歪みが生じることは「側弯症」である以上ある程度仕方ないと思っていただいた方がいいかもしれません。
私が考える一番の問題は
「歪んだ状態で固まってしまうこと」
「歪んだ姿勢を身体が覚えてしまうこと」
整体ではまず「固まってしまうこと」を予防できます。
背骨だけにフォーカスしすぎないことも大切
「側弯症は背骨の捻じれ」であることに間違いはないのですが、
身体はさまざまな繋がりがあります。
首から足先まで、すべてが背骨に影響を与えます。
ちなみに、側弯症のお子さんを診させていただいていて感じるのは
「足のグー、パーができない」ことや、「扁平足」の子が多いこと。
一度チェックしてみて下さいね。
側弯症のまとめ
①側弯症は「様子見」ではいけない。
定期的なレントゲンでの検査が必要。
②「軽度」であれば運動療法は必須
原因不明だが、悪化しないよう予防していくことが大切。
⓷側弯症でも背骨だけをみないこと。
首から足まですべてが大切である。
お子さんが側弯症で、今後の経過が心配という方。
なにか少しでもできることを探しているという方。
一度ご連絡くださいね。
お子さんの今後の成長のためにサポートさせていただけたらと思います。
