側弯症の手術後から続く背中の痛み|4カ月の施術経過と改善事例

西尾こんにちは!プライムツリー赤池から車で3分
名古屋市天白区きのて整体院西尾です!
今回は、側弯症の手術後から背中の痛みが続き、デスクワークで座っていることもつらくなっていた方、Uさんの症例をご紹介します。

4カ月で痛みが消失
Uさんは、仕事中に背中が締め付けられるように痛み、1時間も座っていられない状態でした。
痛みが強くなると横にならなければつらく、今後の仕事を続けられるのか不安を感じていらっしゃいました。
初診時の姿勢分析では、骨盤の傾きや肩の高さの左右差、腰の反り、股関節の可動域制限などが確認されました。
そこで、痛みのある背中だけに着目するのではなく、股関節や肩甲骨周囲の動き、姿勢、筋力など、身体全体の状態を評価しながら施術を進めました。
西尾その結果、施術開始から約1カ月で在宅ワーク中の痛みが軽減。
約3カ月で仕事中の痛みがなくなり、
約4カ月後には長時間座っていても背中の痛みが出なくなりました。
初診時のお悩み|座って仕事を続けることがつらい
2024年10月に初めて来院された方です。
主な症状は、背中の下部から腰に近い部分に生じる、締め付けられるような痛みでした。
特につらかったのは、デスクワークで座っているときです。
- 仕事中に背中が締め付けられるように痛む
- 1時間も座っていられない
- 痛みがつらくなると、横にならなければならない
- 在宅勤務では横になれるものの、出社時の仕事が不安
来院時には痛みが出ていませんでしたが、仕事中には強い症状が現れ、日常生活や働き方に大きな影響が出ていました。
現在の痛みだけでなく、どのような場面で症状が強くなるのか、生活の中で何に困っているのかを把握することが重要だと考えました。

側弯症の手術後から続いていた背中の痛み
この方には、もともと側弯症がありました。
2022年6月には、立っていられないほどの腰痛に悩み、側弯症の手術を受けられています。
手術では、上位胸椎から上位腰椎にかけて背骨を固定したとのことでした。
その後から背中の痛みが出始めたそうです。
大学病院では「後遺症だから付き合っていくしかない」と説明され、
ペインクリニックでは痛みの緩和を目的とした薬を処方されていました。
それでも痛みが続いていたため、当院にご相談いただきました。
手術後から痛みが続いている場合、手術との関連や背骨の状態など医療的な評価が重要です。
整体では、手術後の構造的な問題を判断したり、手術による影響を断定したりすることはできません。
当院では、こうした背景を踏まえたうえで、現在の姿勢や関節の動き、筋肉の状態などを評価し、身体に無理のない範囲で施術方針を検討しました。
姿勢分析で確認した身体の特徴
初診時には、姿勢写真による分析に加え、関節の動きや筋肉の緊張などを確認しました。
その結果、次のような特徴が見られました。
- 骨盤の傾き
- 肩の高さの左右差
- 腰の反りが強い姿勢
- 骨盤の後傾
- 股関節の可動域制限
- 腹部の筋緊張
これらは単独で背中の痛みの原因と断定できるものではありません。
ただし、股関節の動きが制限され、腹部の筋緊張も強い状態であったことから、骨盤や腰部の動き、姿勢の保ち方に影響している可能性があると考えました。
また、背骨の広い範囲が固定されているため、背骨だけでなく、股関節や肩甲骨周囲など、ほかの部位がどのように動いているかを確認することも重要だと考えました。
痛みがある場所だけでなく、身体全体の動きや姿勢を評価する。
これが今回の施術方針を考えるうえでのポイントでした。

背中だけでなく、股関節や肩甲骨周囲から施術を開始
今回、最初から背骨や肋骨に直接アプローチするのではなく、股関節と鎖骨・肩甲骨周囲への施術から開始しました。

股関節の可動域に着目
股関節は、座る、立つ、歩くといった日常動作に関わる重要な関節です。
股関節の動きが制限されていると、動作や姿勢を保つ際の身体の使い方に影響する場合があります。
この方では、股関節の可動域制限が確認されたため、股関節周囲の動きを改善することを目指して施術を行いました。
鎖骨・肩甲骨周囲へのアプローチ
肩甲骨や鎖骨周囲の動きも、上半身の姿勢や胸郭の動きに関係しています。
そのため、背中の痛みがある部分だけに注目するのではなく、肩甲骨周囲の動きにも着目しました。
背骨の固定範囲が広い方では、身体全体の動きや負担のかかり方を確認しながら、施術部位や方法を慎重に検討する必要があります。

施術開始から約4カ月で起きた変化
施術開始から約1カ月|在宅ワーク中の痛みが軽減
週1回の通院を続け、約1カ月が経過した頃、まず在宅ワーク中の背中の痛みが軽減しました。
ただし、この時点では出社時の方が痛みが出やすい状態でした。
在宅勤務では、つらくなったときに横になったり、自由に姿勢を変えたりできます。
一方、職場では同じように身体を休めることが難しい場合があります。
そのため、痛みの程度だけでなく、どのような環境で仕事をしているのかも考慮しながら経過を確認しました。
施術開始から約3カ月|仕事中の痛みがなくなる
約3カ月が経過すると、在宅ワーク中の痛みがなくなり、出社時も仕事中には痛みが出なくなりました。
一方で、夕方から帰りの電車ではつらさが残っていました。
通勤時には重い資料やパソコンなどをバッグに入れて持ち歩いていたため、荷物の重さや持ち方が関係している可能性も考えました。
身体の状態にも変化が見られました。
- 胸郭の可動域が広がってきた
- 股関節の可動域が広がってきた
- 肩の高さの左右差が軽減した
一方で、腰の反りはまだ残っていました。
痛みが軽減していても、姿勢や身体機能の課題がすべて解消したわけではありませんでした。

施術開始から約4カ月|長時間座っていても背中が痛まない状態へ
腰の反りが残っていたことに加え、施術によって得られた身体の動きを日常生活でも維持できるように、自分自身で身体を支える力を高める必要があると考えました。
そこで、施術に加えて筋力トレーニングを増やしました。
具体的には、次のような内容です。
- 腹筋・体幹トレーニング
- お尻の筋肉のトレーニング
- 股関節周囲の筋力トレーニング
関節の動きを改善することだけでなく、姿勢を支えるための筋力も高めることを目指しました。
その後、施術開始から約4カ月で背中の痛みが消失し、仕事で長時間座っていても痛みが出なくなりました。
ご本人からも「仕事中に痛みを気にしなくなった」「長時間座っていても大丈夫になった」という言葉をいただきました。

今回の症例から考えられること
今回の症例で注目したいのは、痛みのある背中だけでなく、股関節や肩甲骨周囲の動き、姿勢、筋力にも着目したことです。
背中の痛みがあると、痛みのある部分に原因があると考えがちです。
しかし、身体は背中だけで独立して動いているわけではありません。
股関節や骨盤、胸郭、肩甲骨など、それぞれの部位が連動しながら姿勢や動作を支えています。
そのため、背中の痛みがある場合でも、ほかの部位の動きや筋肉の状態を確認することが、施術方針を考えるうえで役立つ場合があります。
今回の方では、股関節や胸郭の可動域、肩の高さの左右差に変化が見られ、筋力トレーニングを追加した後に背中の痛みが消失しました。
特に手術後の痛みでは、身体の動きだけで説明できない要因も考慮する必要があります。
大切なのは、症状だけで判断せず、これまでの経過や医療機関での評価も踏まえながら、身体の状態を総合的に確認することです。
患者さんからいただいた感想
側弯症の手術後から背中の痛みが消えず、悩んでいたところこちらの整体を見つけ通い始めました。
まだ通い始めて数ヶ月ではありますが確実に効果を感じており、日々痛みが少なくなっていることを実感しています。先生や他のスタッフさんもすごく優しくて丁寧な接客をしてくださるので、引き続き通ってみたいと思っています♪
※患者さんからいただいた口コミを掲載しています。
院長メッセージ
今回の方は、側弯症の手術後から背中の痛みが続き、仕事中も横にならなければつらい状態でした。
仕事を続けるうえで不安を抱えていらっしゃったことも、印象に残っています。
当院では、痛みのある部分だけを見るのではなく、姿勢や関節の動き、筋肉の状態などを確認し、一人ひとりの身体に合わせた施術方針を考えています。
今回も、股関節や鎖骨・肩甲骨周囲への施術から始め、身体の動きの変化を確認しながら、筋力トレーニングも取り入れていきました。
結果として、約4カ月後には長時間座っていても背中の痛みが出なくなりました。
ただし、手術後の痛みには、医療機関での評価が必要な場合もあります。痛みが続いている方は、自己判断で我慢せず、医師にも相談してください。
「手術後だから仕方がない」と感じていても、現在の身体の状態を改めて確認することで、日常生活を楽にするための方法が見つかる可能性はあります。
背中の痛みやデスクワーク中の不調でお悩みの方は、一人で抱え込まずにご相談ください。
背中の痛みでお悩みの方へ
- 座っていると背中が痛くなる
- デスクワークを続けるのがつらい
- 背中の痛みが長く続いている
- 姿勢や身体の動きも含めて確認してほしい
当院では、姿勢分析や身体の動きの評価を通して、現在の状態を確認し、一人ひとりに合わせた施術方針をご提案しています。
このようなお悩みがある方は、きのて整体院までご相談ください。













