こんにちは。名古屋市天白区きのて整体院の西尾です。
最近、「関節の変形」で痛みを抱えて来院される方が増えています。
「手術をしたのにまた痛みが出てきてしまった」という方もみえます。
今日は「関節の変形」と「痛み」についてお話したいと思います。
「痛みの原因は変形です」と勘違い
膝が痛くて病院へ行き、レントゲンを撮ると「膝が変形していますね」と言われることがよくあります。
「軟骨がすり減っていますね」とか...。
これは検査の結果、今の状態を伝えてくれているのです。
それをほとんどの方は「膝が痛いのは変形しているからだ」「軟骨がすり減っているから手術するしかないんだ」
と捉えてしまうのです。
「痛みの部位=痛みの原因」 ではない
「膝が痛いのは膝が悪いからに違いない」と考えてしまう方も多いですが、そうとは限りません。
結果的に膝が悪くなっていることに違いはありませんが、膝が悪くなってしまったのには原因があります。
ということは、その原因をみつける必要があるのです。
根本原因を改善させることで痛み無く生活できるようになるのです。
とはいえ...
変形レベルが重度の場合、手術をしたほうが痛みがはやくよくなることもあります。
また、痛みが強いことで家から出なくなり、身体全体への問題が大きくなってしまうケースも考えられます。
今の痛み、重症度、人工関節のメリットデメリットを理解したうえで正しく選択してほしいなと思います。
整形外科的検査と、身体の評価はどちらも必要
整形外科でレントゲンやMRIを撮ってもらい、今の膝の状態を確かめることは必要です。
ただそれだけではなく、整体的な身体の評価をすることによって
・手術をしなくても痛みを改善させることができる
・手術をしたとしても再発するリスクを減らせる
可能性があります!
整体での身体の評価は何をするのか?
きのて整体院では、
- 症状のある関節がどのような状態なのか
- 姿勢はどうなのか
- ゆがみがあるのか
- 歩き方
- 全身の関節の動き
- 筋力はあるのか
などを検査していきます。
その結果、
- 根本原因
- 症状のある部位へ他部位からどのような影響があるのか
- セルフケアは何をしたらいいのか
- 手術以外で症状が改善する可能性があるのか
などを知ることが出来ます。
手術をしても身体の使い方が変わらなければ、また痛みが出る
手術で一時的に痛みが取れたとしても、痛めてしまった原因である身体の使い方が変わらなければ
また痛みが出てしまってもおかしくありません。
・症状改善のため
・再発予防のため
身体の使い方や関節の動き、筋力発揮などが大切になってきます。
関節の変形があると言われたら
「関節の変形」と言われると、症状をよくするためには手術しかないと考えがちですがそうとも限りません。
ひざの痛みでお悩みの方は、一度きのて整体院へご相談ください。