こんにちは。
きのて整体院の西尾です。
膝の痛みで階段の上り下りに支障が出てしまっている50代女性Kさん。
病院では「老化」だと診断され、リハビリを続けてみたものの改善はされませんでした。
今回は当院へ受診され、膝へのアプローチをせずに階段をスムーズに歩けるようになった例をもとに、
「膝の痛みは足から治す」をお伝えしていきます。
膝へのアプローチだけで治るのか?
3年前から左膝が痛く整形外科でリハビリを続けていたKさん。
最初は少し楽になったのを感じたのでそのまま約2年ほどリハビリを続けていたそうです。
ただ、3ヶ月ほど前から痛みが増え、階段の上り下りにも支障が出るようになってしまったとのこと。
膝へのリハビリだけでは改善せずネットで調べて当院へ来院していただきました。
膝の痛みの原因が「老化」ならば、みんな膝痛いですよね
病院では「老化」と言われリハビリ。
リハビリでは「筋力が足りない」からと膝の筋トレ。
それで膝が治り、再発しなければいいのですが…
膝の痛みの原因は膝じゃない!?
Kさんの膝の状態を検査させていただきました。
すると、階段の上り下りで痛みが続くような膝の状態ではありませんでした。
それが「変形性膝関節症」などの診断が出ずに「老化」と言われた理由かな…と。
たしかに膝も悪くはなっていました。
膝の腫れもあります。
ボックスへの上り下りでも痛みが出ますし、しゃがむこともできません。
私がお伝えしたいのは膝が原因で膝が悪くなっているのではないということです。
膝の痛みの原因は足首にあった
Kさんの状態を膝だけでなく全身診させていただきました。
すると、足首が硬くて動かなかったのです。
昔バスケットをされていて何度も捻挫をしたことがあるとのこと。
膝の痛みの原因は足首だったのです。
メカニズムを説明すると…
1.過去の捻挫で足首の靭帯を伸ばしている
2.捻挫によって足首の靭帯が緩んでしまったので、筋肉を固めて足首の安定させていた(30年以上)
3.歩くとき、しゃがむときなどいつでも足首は動いてくれないから膝でがんばる。膝へのストレスが増える(30年以上)
4.この生活が30年以上続いていたので、膝は「限界だ!」と悲鳴を上げ、痛む、腫れる、動けなくなる
これは膝の治療で治るのか?
前述させていただいたメカニズムはご覧いただきましたか?
「膝の治療で膝の痛みは取れるでしょうか?」
「もし膝の治療で痛みが取れたとして、再発しないといえるでしょうか?」
治療すべき部位は、膝ではなく「足首」なのです。
足首の整体を中心に
Kさんの場合、足首の動きを改善させる施術を行いました。
5回目の整体の時には痛みなくボックスの上り下りができるようになり、
8回目の整体の時には階段も痛みなく上り下りできるとのことでした。
膝の症状でお困りなら
・膝の痛みがある
・リハビリしているけど痛みが取れない
・根本的に改善したい
・痛みを取るだけではなく再発予防もしたい
このような方はきのて整体院へお気軽にご連絡ください。