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「ベビー整体」と「大人の整体」は「同じ施術ではいけない」理由

目次

整体の基本:整体って、そもそも身体に何をしているの?

整体って、私の身体になにをしているの?

西尾院長

そうですね・・・ちょっと、硬い言い方になると、
整体では、主に「筋肉や靭帯を正しい状態に戻すことを目的」としています。

正しい状態と言うのは、

  • 日常生活の中で骨、筋肉、血管、神経に負荷が掛からない状態
  • 寝れば不調が改善するといった、自然治癒が機能する状態
  • サボっている筋肉が動き、特定の部位に負担が集中しない状態
西尾院長

この状態にすることで、痛みの負荷を減らし、自然治癒力を高め、体の不調の回復をうながしているんです。

あれ?骨や骨盤が歪んでいる。なんて聞きますが違うんですか?

西尾院長

広義で「骨盤がゆがむ」という言葉を整体師はよく使われますね。
ただ、正確には、「骨格(骨や筋肉の並び)がゆがむ」がより正しいですね。

本当に、骨が歪んでいたら変形していることで、大事です。
「骨格がゆがむ」=「悪い姿勢で身体に負荷がかかる」
状態としてイメージしやすいのではないでしょうか?

たしかに!それならわかりやすいかも。
それで、硬い言い方なんて言われたんですね。

西尾院長

ほかにも、運動やストレッチをすることも「3つ目的」で行います。ですが、運動にも偏りや労力がかかったり、本当に痛い、不調なときはそもそも運動ができません。

そんなときに整体を正しく利用してもらうと良いですね。

整体による施術は、人にやってもらうからこそなんですね。

西尾院長

そうですね。
正しい知識と患者さんの不調はどこが悪いかなどの見立てがきちんとできて、的確な整体を行うとより効果的なんです。

私達も日々勉強して、より患者さんのための整体を提供を心がけています。

赤ちゃんの身体に合わせた整体とは?

なるほど、整体は身体に負荷がかからないように調整してくれるのね。
ベビー整体も大人と同じように整体をうけるのかしら?

西尾院長

実は、同じような整体ではないんです。

え?ちがうんですか?
歪みなどを正しくして、「筋肉や靭帯を正しい状態に戻すことを目的」にするんじゃないの?

西尾院長

歪みを正す。筋肉を正しい状態にする。という目標は同じです。
でも、考え方が違うんです。

例えば、大人の場合は腕の重さで筋肉が硬直し、肩がこり、骨格に歪みができます。

では、赤ちゃんの歪みってどうやって出来ると思います?

赤ちゃんが肩こり?筋肉が硬直?
ん~イメージできないわ…

西尾院長

実は、
新生児や幼児など、未成熟な身体は大人とは違う原因で歪みを作っちゃうんです。

それを説明するのに、赤ちゃんと大人の違いを知っておく必要があります。

赤ちゃんの身体と大人の身体の違い

赤ちゃんと身体と大人の身体には以下の様な違いがあります。

2つの違いの図・イラストが入る

大人の完成された筋肉は、柔軟性が減り、筋力は低下、片腕だけで5Kg以上の負荷を常にささえている状態です。

それに比べ、新生児や幼児は、まだ筋肉も細く柔軟性もあり、動かす腕も足も重くありません。神経も血管も細く、今まさに成長中な状態です。
骨に至っては、関節すらしっかりできていない弱くて脆い状態です。

西尾院長

赤ちゃんの身体は、まだ身体を作っている最中。
同じ骨格の歪みでも、歪みを作り出す原因が全く別物なんです。

実は、骨格の影響は、大人より赤ちゃんの方が大きい

筋肉や骨の負荷や状態が違うのはわかりました。
でも、歪みの作り出す原因が違うとはどういうことですか?

西尾院長

大人の場合、使いすぎや疲労など、筋肉の使い方で硬直が起こりやすいのですが、

赤ちゃんの場合は、筋力が少なく、柔軟性がない、しかも新生児の場合は「無意識に指を握る」といった反射的に運動している状態です。
このような場合、赤ちゃんにとっての筋肉や体の硬直は「ストレス」「無意識」によるものが多くなります。

「ストレス」いわゆる心身的なものってこと

西尾院長

そうですね。「リラックス」してないといいますか、
子供が緊張して、動きまでガチガチになるあんなイメージです。

え?でもそれって、どうしようもないんじゃ??

西尾院長

基本はあまり気にすることはありませんが、それが癖となって生活に出てくることはあります。
向き癖も便秘も、筋力がない分、無意識の緊張が作っていることも多いんですよ。

ちゃんと赤ちゃんにとっての歪みを正すサポートを整体でしてあげることで、これらの癖は解消されてゆくんです。

赤ちゃんにとっての身体の緊張は、心身的なものに影響を受けやすい。
それが歪みとなって、癖や不調だけでなく、血管や神経がどんどん繋がり発達を鈍らせることに繋がっていることもあります。

正しく成長、発達を促すためにも、ストレスのない歪み解消をおすすめします。

ベビー整体と大人の整体の違い

西尾院長

先に説明した
・身体の違い
・歪みの原因
を知ってもらっただけでも、同じ整体ではいけないことが理解いただけたかと思います。

赤ちゃんに行う整体と、大人の身体に対して行う整体は、「骨格を整える」というやり方は同じでも、同じ効果が出るわけではありません。

具体的に整体のどこが、どういう風に違うの?

西尾院長

そうですね、なかなか一言で説明するのは難しいですが、表で比較するとこんな感じでしょうか?

ベビー整体大人の整体の比較の表(イラスト)入れる

整体の目的も違うのね?

西尾院長

「今すぐこの痛みをなんとかしたい。」という目的でベビー整体を受けに来る事は殆どないと行ってもいいです。

赤ちゃん自身が「スッキリした~」なんて感想や実感を言ってくれないですしね(笑)

私達もベビー整体を通して「この子の成長のために」「やれることをやってあげたい」その気持はママさんといっしょです。

方法も、赤ちゃんの身体に合わせて、安心安全な施術をしてくれるのは良いですね。

西尾院長

特に、気をつけるべき所が「未成熟な身体、骨も関節も神経も形成中」というところです。

ですが、筋肉が柔らかく、骨も関節も未成熟だからこそ、僅かなサポートで、発育を正しく促すチャンスとも取れます。

ちょっと気になったのが、ママでも出来るという点です。
これはなんですか?

西尾院長

はい、ママが毎日でも出来るものにしています。

当院は、欧米で広がっている、整体と付き合うことで一生健康でいられるという考えをもとに、身体の成長、老化に適した整体の提供を目指しています。

未成熟な身体だからこそ、触れる、支えるという「安全で、簡単な整体」で発育を促す整体として、ベビー整体を提供しています。

だから、当院では、お母さんに赤ちゃんの体を説明、ベビー整体を教えながら施術するようにしています。

簡単にできるなら、やってみたいかも!

西尾院長

最終的にママが自分で出来るようになってもらいたい、そして、スキンシップの中で赤ちゃん自身の発育を促してもらいたい。
そう考えて、きのて整体院ではベビー整体を扱っています。

赤ちゃんにとってはベビー整体は、身体に刺激を受けて、ちょっとした運動にもなります。

お母さんが正しい姿勢と発育を促す刺激を適度にあたえることで、正しく発達させるそれが、当院の目指すベビー整体であり、目的となります。

なるほど、やってもらっておしまい。
ではないわけですね。

自分でできるようになれば安心でもありますが、不安なことがアレば対応してくれるのですか?

西尾院長

もちろん、ベビー整体を身に着けた後でも、頼ってください。
ちゃんと不調や症状に合わせた施術、コツ、説明をお伝えします。

新生児の身体を動かし神経が繋がリ、日に日に発達する時期のベビー整体は、「必ず、その子の発育にとってプラスになる」と考えています。

だからこそ、
正しい知識でお母さんが我が子の変化を見ながら、「正しく成長を促進させる本物のベビー整体」をご提案したいのです。

ベビー整体と大人の整体の違い

  • ベビー整体は、赤ちゃんの身体に合わせたものである必要がある。
  • 赤ちゃんの歪みの原因は心身的なものの影響が強い
  • ベビー整体は「赤ちゃんの正しい成長をためのもの」
  • 未成熟な身体でも安心安全にうけれること

きのて整体院のベビー整体は、これらのベビー整体の難しさや大切さを知った上で、それでも安心して受けてもらえるように「正しい骨格をサポートすることで、正しい発育と運動を促す整体」という位置づけで提供しています。

ご予約。ご相談は電話もしくはLINEからご連絡下さい。

きのて整体院は完全予約制を取っています。
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