こんにちは。
名古屋市天白区きのて整体院の西尾です。
先日5歳の息子さんを持つ患者さんから
「息子の足が遅いんですが、速くするためになにかいい方法はありますか?」と質問されました。
走り方も気になるそうです。
本日は「子どもの足を速くする」をテーマにブログを書こうと思います。
中学生以上のお子さんやアスリートであれば「筋トレ」という選択もありますが、本日は未就学児~小学生向けに。
足が遅くなる原因は?
子どもの足が遅くなる原因、それは足の機能の低下です。
お子さんの足、以下のチェックに1つでも当てはまったら足が速くなるチャンスです!
- 偏平足である(土踏まずがない)
- 足の指と指の間がくっついている
- 足の指でグー、パーができない
- つま先立ちでキープできない、歩けない
- 外反母趾がある
- 小指の爪が外を向いている(真上を向いていない)
- 自然に立った姿勢で足の指が地面に接地していない
足が遅いということは、身体の使い方に問題があります。
その根本原因は足指、足裏、足首にあるのです。
身体の土台である足が正しく使えなければ、全身をうまく使うことはできません。
足を速くするケア方法は?
足を速くするためには、足の機能を高めることです。
そのためにまずは「足指の関節が動く」ことがポイントとなります。
今回はこちらの本から2つ体操を紹介します。
これ以外にもケア方法はたくさんありますが、
まずはここから。
毎日少しでも続けて行うことがポイントです。
ぜひやってみてくださいね。
足を速くする靴選びは?
靴を選ぶ時のポイントはたくさんありますが、ここでは特に大切な2点をお伝えします。
①かかとがしっかりしていること
靴のかかとが硬いことで足の安定性が得られます。
まず靴のかかとをつまんでみてください。
ふにゃふにゃは✕です。
つまんでもつぶれない、踵がしっかりした靴を選んでくださいね。
ということは、「かかとを踏んで履く」は論外ですよ(笑)
②靴の前1/3のみで曲がる靴
足を蹴りだすときに曲がってくれる必要があります。
子どもの靴で靴底が曲がらない靴は珍しいかもしれません。
イメージしやすいのは厚底の靴。あれは曲がりませんよね。
でも、子どもの靴に多いのは、どこでも曲がってしまうぐにゃぐにゃな靴。
ショッピングに行って靴をよく見るのですが、これがなかなか多い。
靴底がどこでも曲がってしまうスリッパのような靴は、足の安定性を失い、身体をグラグラにしてしまいます。
靴選びのポイントは言い出したらきりがありません。
まずは上記2点だけは必ずチェックしてくださいね。
もっと詳しく知りたい方はご連絡ください。
実は生まれてすぐからやれることがあった!?
生後すぐから足の機能を高めることはできます。
簡単なのは「足裏コショコショ」。
反射があるので勝手に握ってくれますよね。実はあれがトレーニングになるのです。
さらに、触れられることで神経伝達がスムーズになります(頭と体をつなげていくイメージです)。
どんどん触ってあげることで足の機能が高まり、身体のバランスがよくなります。
身体をうまく使えることで足も速くなります。
まとめ
足を速くするためには足の機能がポイントです。
そのために
①足を鍛える(まずは動くようにする)
②身体にいい靴選びをする
①と②どちらも大切です。
ぜひ参考にしてみて下さい。