こんにちは。
きのて整体院の西尾です。
本日のテーマは「子どもの姿勢」についてです。
小学生の不良姿勢増加
とある調査によると、子どもを持つ60%の親が子どもの姿勢について「悪いと感じている」と回答したそうです。私は今自転車で通勤しているのですが、通学中の学生を見ていても「姿勢悪いな」と感じます。
「姿勢が悪い」
子どもからすると困ることはないし改善する必要性も感じられないのかもしれません。
しかし、姿勢の悪さが肩こりや頭痛、起立性調節障害といった原因不明の症状にまで発展してしまうことも少なくありません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e37e16bedd7c480171054cea1077e34001afc999
昔は「子どもの肩こり」なんてあまり聞かなかったのですが、最近はとても多いように感じます。
症状は便秘
先日来院された小学生の男の子。
お悩みは「便秘」
お母さんが「姿勢も悪いから便秘と関係があるのではないか」と連れてきて下さいました。
「便秘と姿勢」ほとんどの方は結び付かない考えかと思います。
しかし、実際にはとても深く関係しています。
姿勢による内臓の圧迫、内臓の働きの低下、ゆがみによる神経伝達の滞りや筋力低下による血行不良など、考えられる要因は無数にあります。
「和式トイレから洋式トイレへの移行で便秘が増えた」という話を聞いたことはありますか?
それも姿勢変化による腸の状態変化によるものです。
https://diamond.jp/articles/-/221291?page=3
便秘だけでなく、胸痛、胸やけ、胃の痛みなどを引き起こしてしまうこともあります。
不良姿勢をつくってしまう要因
子どもが猫背などの不良姿勢になってしまう要因。
一般的に言われているのは【体幹筋力の低下】
昔に比べ、外で遊ぶよりゲームで遊ぶことが主流になっています。身体を使って遊ぶことが減れば、自然と筋肉は衰えていきます。
これは猫背のほとんどのお子さんにみられます。
生活の中で身体を使うことが少なくなってしまった現代では、子どもでも筋トレが必要なのかもしれません。
こんなの関係しているの?ということを2つあげておきますね。
●ホルモンの乱れ
外で遊ぶことが少ない(太陽を浴びる量が少ない)、就寝時間が遅い(睡眠時間が短い)、栄養不足(タンパク質が不足し、糖質やコンビニ食など添加物の過剰摂取)などによりセロトニン(幸せホルモン)の分泌が低下すると集中力が低下すると言われています。
集中力が低下すれば、いい姿勢で過ごすことは難しくなりますよね。
一見関係なさそうに感じる生活習慣の乱れも一度見直してみるといいと思います。
●マスク
コロナ渦で、マスクが当たり前の世の中になってしまいました。
マスクを着け続けることにより確実に呼吸がしづらくなります。
呼吸がしづらくなれば自然と口呼吸になりますし、空気をしっかり吐けない、吸えないとなれば肋骨の動きは固くなります。
肋骨や背骨が固くなると「いい姿勢を取ろうと思っても取れない」となってしまいます。
一人でいるときや家族だけで過ごす時間はできるだけマスクをはずして生活しましょうね。
猫背の原因は体幹筋力・・・それはもちろんですが
身体を支えている一番の土台は「足」です。
その足や履いている靴が悪ければ、必ず姿勢は崩れていきます。
家に例えると、わかりやすいですかね。地盤が不安定だと家が歪んでくるのと同じです。
便秘で来院された小学生の男の子も足や靴をチェックさせていただきました。
足の状態は、偏平足、足指の筋力低下、つま先立ちでキープできないなど。靴のサイズも大きかったです。
きのて式子どもの猫背矯正
上記に書かせていただいたように、当院で行うお子さんの姿勢改善整体は、猫背の本当の原因を見極め、猫背になっている背中や体幹の筋力アップだけでなく、原因に対しての施術やアドバイスをさせていただきます。
もしお子さんの猫背や肩こりその他の症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
最後に
姿勢改善には靴選びも大切になってきます。
学生の場合には上履きも…
そのあたりは後日ブログを更新しますね。お楽しみに♪