腰痛の原因は日常生活の何気ない姿勢だった！？

腰痛は肩こりと並び日本人の国民病とも言われるくらい、その症状に悩まされている方が多いのが現状です。
腰痛があるのは当たり前に思ってしまっている方もみえます。

そんな腰痛を改善させるためのポイントをご紹介します。

腰痛の定義は？

「腰痛」とは疾患（病気）の名前ではなく、腰部(背部から臀部まで幅広く)の痛みや不快感などの症状の総称です。
みなさんご存じの「座骨神経痛」(下肢の症状)を伴う場合も含みます。

一言で「腰痛」といっても、痛みやしびれ、だるさ、重さなど症状の部位と程度はさまざまです。

腰痛の原因は？

２０１９年に発表された「腰痛ガイドライン」によると、腰痛の原因は５つに大きく分類できます。

• 脊椎由来(脊椎と周辺運動器)
• 神経由来(脊髄・馬尾腫瘍)
• 内臓由来(腎・尿路結石、内膜症、妊娠)
• 血管由来(腹部大動脈瘤)
• 心因性(うつ病など)

この中でも当院の整体やトレーニングでお役に立てるのは特に「脊椎由来」の部分です。

脊椎由来にはヘルニアや狭窄症なども含まれます。割合として以下のように発表されています。

• 椎間関節性(腰の関節が原因)22%
• 筋・筋膜性(腰の筋肉が原因)18%
• 椎間板性(椎間板自体が原因)13%
• 狭窄症(ヘルニアや靭帯の肥厚、骨棘などにより神経を圧迫することが原因)11%
• 椎間板ヘルニア(椎間板が神経を圧迫することが原因)7%
• 仙腸関節性(骨盤の関節が原因)6%
• 非得異的腰痛(はっきりとした原因がわからない)22%

手術で症状が治るものは約３割？

腰痛の原因が何なのか。
よく患者さんから「病院でヘルニアと診断されました」と教えていただくことがあります。

診断結果ですのでそれに間違いはないと思いますし、その結果は知っておきたい事実です。

しかし、その「ヘルニア」があなたの腰痛の原因なのでしょうか？

もしもそのヘルニアが原因なのであれば手術を勧められるでしょう。
そして手術をしたら症状もなくなるでしょう。

椎間板性、狭窄症、椎間板ヘルニアが原因のものは約30％。
腰や骨盤の関節、腰の筋肉、そして原因不明のものを合わせると約70％

病院で手術などの治療方針が決まらなかった場合、当院の整体でお役に立てます。

きのて整体院ではどんな検査をするの？

当院では、腰痛の症状に対して腰の検査をするだけではありません。
身体は頭から足まで繋がっていますので、腰だけでなく全身の状態を検査していきます。

①徒手検査

姿勢や関節の可動域、筋力などを検査していきます。

②姿勢分析

AIを用いた姿勢分析機を使用し、客観的な評価も行います
患者さん自身に姿勢の状態を目で見ていただけるのでわかりやすいです。

③InBody

姿勢ももちろん大切ですが、身体の内部がどのような状態なのかも知らなくてはいけません
プロ野球選手も使用する高精度体成分分析により、身体を構成する成分量や筋肉バランスなどを検査していきます。

根本改善には日常生活習慣の改善が必要です

さまざまな検査を行い、身体の状態がわかると、ここを治せばよくなるというものが見えてきます。
整体やエクササイズなどで良くすることはもちろん大切なのですが、日常生活の中で何気なく身体に悪い姿勢をしていたり、
良かれと思って間違ったことをしていたり、、、。

ひとつ例をあげるとするならば、「人を○○にするクッション」とか「ヨ〇ボー」とか。

先日患者さんとお話ししている中で、こんなことがありました。

こんな話から「ヨ〇ボー」をやめていただきました。

すると、腰痛が出なくなったのです。

整体で身体を整えることはもちろん大切です。
それと同時に日々の生活を見直すことも大切です。

当院では日常生活指導もさせていただいています。
普段の生活での姿勢や行動は、当たり前になっているからこそ気づかないものです。
そして、それがダメだとは思わないのが普通です。

しかし、あなたが行っている何気ない日常に腰痛の原因が隠れているかもしれません。
もし、これかなあと思うものがあれば変えてみてください。

それでも腰痛の症状が取れないようであれば、お早めにお問い合わせください。