こんにちは!
平針駅・赤池駅から徒歩10分
名古屋市天白区きのて整体院の越田です。
本日は肩こりのゴリゴリ音についてお話します。
皆さんは肩を回した時や足首を動かしたときなど、身体を動かしたときに関節から「ゴリゴリ」と音が鳴った経験はありませんか?
今回は、関節を動かしたときになる「ゴリゴリ」の原因についてお話していきます!
肩からゴリゴリ音が鳴る!その正体と原因を解説
肩を動かしたときに、「ゴリゴリ」という音がなった経験はありませんか?
先日、患者さんからこのような質問をいただきました。
「肩を回すとゴリゴリ音がなるんですけど、なんでですか?」
結論からお伝えすると、肩のゴリゴリ音が鳴る正体は、「硬くなった筋肉が擦れたときの音」です。
つまり、筋肉が硬くなってしまったことが主な原因です。
肩や肩甲骨まわりには、たくさんの細かく細い筋肉があり、それらの筋肉が硬く固まってしまった状態です。
そのため、「長時間同じ姿勢をとっている」「デスクワークが多い」
などの肩や肩甲骨まわりをなかなか動かさない方は、筋肉が硬くなりやすいです。
また、たくさんの細かい筋肉の中には日常生活ではあまり使われない筋肉もあるため、自然と硬くなってしまう場合もあります。
「ゴリゴリ」の悪化版「メリメリ」
「ゴリゴリ」という他にも、「メリメリ」という音も、聞いたことのある方はいるかも知れませんね。
実はメリメリ音も、筋肉や筋膜などの組織が擦れる音です。
ゴリゴリが硬直した筋肉がこすれる音ならば、メリメリ音は、筋肉同士や筋肉と他の組織が癒着(ゆちゃく)しているものが剥がれる音でもあります。ゴリゴリよりも動かしていない悪化バージョンとも言えます。
組織は、使われていないとくっついてしまうことがあります。
本来の動きでは、別々に動くものがくっついている場合、ストレッチなどで伸ばしてあげることで剥がれるという現象がおきます。この組織が剥がれ擦れる際に「メリメリ」という音を聞くケースが多いのです。
そして、これを放置すると、コリや身体の歪み、果ては痛みつながります。
あ、それ!なんか聞いたことあるかも!
肩甲骨剥がしとかいうやつ?
それ、まさに肩で大きな関節である肩甲骨と筋肉や筋膜などの硬直や、くっついているのを剥がして、ひとつひとつ動きやすくすることを肩甲骨剥がしと呼ばれているんです。
きのて整体院だとこのような施術で、
- 筋肉の硬直
- 筋肉や筋膜の癒着
改善して、柔軟性の衰えや身体の可動域を取り戻していきます。
当院は、グリグリほぐすというより、本来の関節の動きを利用しながらゴリゴリ、メリメリの原因をほぐす施術となります。
ゴリゴリ、メリメリで動かしにくい状況が、歪みになって症状になっちゃうんだね。
「姿勢が悪い」「歪んでますね」なんて言われたことがある人は、率先してこのゴリゴリ解消を目指しましょう。
ゴリゴリ音とポキポキ音は「別物」。
実は肩を回したときの「ゴリゴリ」と、首を曲げたときの「ポキポキ」は原因が違います。
ポキポキと音がなる原因。それは、「骨と骨の繋ぎ目である関節」です。
関節は「関節包」と呼ばれる膜で覆われており、その内部は潤滑剤のような関節液で満たされています。
日常生活で動かす関節は、自然と膜が伸びてしまい、空気が入りやすくなります。
その空気が関節を動かしたときに「ポキッ」となるのが、ポキポキ音の正体です。
ゴリゴリ音を放置すると、コリ、歪み、慢性症状に
でも、このゴリゴリ、筋肉が硬いだけなら気にしなくてもいいんじゃない?
でも、このゴリゴリ。
気になっていたら、もう既にこんな症状感じてませんか?
- 肩こり、首コリ
- ストレートネック
- 疲労や疲れやすさ
- 長時間、同じ体勢でいるのがキツイ
- 慢性腰痛
筋肉が固くなるということは、身体の柔軟性を失っているということです。
これは、身体、関節の可動域の低下、歪みがある状態です。
この状態だと、日常生活の動作でも体の何処かに負担がかかりやすくなります。
特に負担のかかりやすい肩や首、腰に、慢性症状を生み出します。
この歪み、年齢を重ねれば重ねるほど、疲労が回復せず様々な症状となって、身体に出てきてしまうのです。
症状となる前に解消するのがベストですよね。
肩のゴリゴリの解消法3選
ここからは、ご自宅で肩のゴリゴリを解消できる方法を3つお伝えしていきます!
1.水分補給
水分補給をしっかりすることで、身体の中に溜まった老廃物を流してくれる効果があります。
【ポイント】
- 最低でも自身の「体重(㎏)×30㎖」は摂取しよう!
- 一気に飲むのではなく、こまめに摂取することが大切!
→コップ一杯(200㎖)を起床時、食事中、入浴の前後、就寝時などで分けて飲んでみましょう。
2.身体を温める
身体を温めると血行不良が改善され、リンパの流れも良くなり、身体の中に溜まっていた老廃物が流れやすくなります。
【ポイント】
・入浴で身体を温める
→入浴は冷えにとても効果的です。38℃~40℃のお湯に15~20分程度浸かります。
身体の芯まで温まり、肩こりの改善が期待できます。
3.正しい姿勢を意識する
実は良い姿勢をとっていても、首や肩周りの筋肉には常に負担がかかっています。
成人の頭の重さは約4~6㎏。パソコンやスマホを触る時には「頭が前に出る」「首が下を向く」などの状態になりやすいため、その姿勢だと 約18㎏の負荷が首にかかります。
首に負担のかかる姿勢が続くと、頭の重さを首や肩回りの筋肉だけでは支えられなくなり、筋肉が硬くなってしまいます。
【ポイント】
・背筋を伸ばした姿勢を意識する
→肩甲骨のストレッチをすると、背筋を伸ばしやすくなります!
肩のゴリゴリが気になる方はきのて整体院へ!
筋肉の硬さに対して、きのて整体院では筋肉をもみほぐすのでなく、関節の可動域を広げる、動きの中で筋肉を緩める手法を用いています。
肩のゴリゴリが続くと首回りの筋肉が硬くなってしまい、頭痛も出てしまう恐れがあります。
こんなとき、肩をゴリゴリ揉むと筋肉の繊維を傷つけて、余計硬直させてしまいます。
固く柔軟性を失っているからこそ、力でほぐすのでなく、本来の伸び縮みで緩めてあげることが重要なのです。
肩のゴリゴリが症状にまでなってしまってお困りの方は、天白区のきのて整体院にご連絡ください。