パーキンソン病の症状改善に整体!?【60代男性】

こんにちは。名古屋市天白区きのて整体院の西尾です。
パーキンソン病の症状で来院された男性Mさんの事例と整体で出来る事をお伝えします。
1. 今回のお悩みは
手のふるえや身体のこわばり、身体の重だるさ、ご飯を飲み込みづらいなどの症状があり来院されました。
パーキンソン病は代表的な4大徴候のほかにもさまざまな症状がおこる可能性があります。

2.具体的な症状とお困りごと
Mさんは以下のような症状を訴えていました。

「1年以上前から手の震えがあるが、ここ2ヶ月でひどくなってきた」
「左手だけならまだしも、右手まで使いにくくなってしまったら大変…」
「ご飯を食べると喉の奥に何か残っている感じがする」

パーキンソン病は症状や程度もさまざまなので、初期のうちから対策することが重要です!
3.来院に至るまでの経緯
インターネットで検索し、ホームページやブログを見て来院していただきました。
「重症化する前に予防がしたい」「今の症状を軽減させたい」とご来院いただきました。

「将来が不安で…」
「身体のゆがみも気になっているので診てほしいです!」

今のMさんの状態を詳しく検査させていただきますね!
4.検査と初見
初回の検査結果は以下の通りでした。
- 頭が右へ傾いている
- 頭が正常な位置よりも10cm以上前方にある
- 巻き肩、猫背姿勢
- 左肩が下がっている
- 手首、足首の可動域低下
- 股関節の可動域低下
- 胸郭可動域低下
などそれ以外にも関節の硬さや姿勢の歪みは多くみられました。
5. 施術内容と変化
パーキンソン病はドーパミンの減少によって引き起こさせる病気と言われています。
整体でドーパミンの分泌を促すことはできませんが、Mさんの症状を助長させてしまう可能性のある「姿勢」「歪み」「硬さ」に対してアプローチすることができます。
Mさんへのアプローチで姿勢の変化も感じていただいたのと同時に、手首の軽さも実感していただきました。

まだ初回の施術が終わったばかりなので改善度はまだまだですが、
今後週1回のペースでお身体の状態を見ながら施術を継続していく予定です。

7.院長からのコメント
パーキンソン病はドーパミンの分泌低下が原因で引き起こされると言われているため、第一選択が投薬となります。
しかし、それによって崩れてしまった姿勢を改善させない限り日常生活に支障をきたしてしまいます。
整体をしたからと言って根本解決にはなりません。
しかし、日常生活を快適に過ごすためにも身体の硬さ、ゆがみを取り除いてあげることは大切です。
もちろん日々の運動も大切になります。
そのあたりも含めて当院でお役に立てることがあるのではないかと考えています。
8. パーキンソン病でお悩みなら
姿勢矯正について解説しているこちらのページもお読みください。
