こんにちは。
名古屋市天白区きのて整体院の西尾です。
本日は「首の痛み」についてです。
「首の痛み、ひっかかり、つっぱりが気になる」と来院された
70代男性Tさんのケースを参考にご紹介していきます。
まず、気になる症状をお伺いしました。
「首が動かず、左が向けない」
1年以上前から左を向こうと首を動かすと「ギコギコ」「ゴリゴリ」なる感じで思うように動かせない。
日常生活、痛みでそこまで困ってはいないけれど、「この状態が鬱陶しい」と来院されました。
- 左が向けない
- 顔を右へ傾けると左の首筋がつっぱる
- 上を向くことができない
という状態でした。
首・肩の状態をチェックした結果
まずは局所の症状に関して首・肩の状態から検査させていただきました。
首の症状で病院へ行くと「ストレートネック」と言われることがよくあります。
Tさんの場合、頭の位置が正常よりも10㎝以上前に出ており、明らかにストレートネックの状態でした。
【ストレートネック】
本来であれば緩やかなカーブを持つ頚椎(首の骨)が、姿勢の悪さによってまっすぐになってしまった状態のこと。
今回のTさんの場合、お身体を詳しくみさせていただくと、
- 頭の位置が前方へ10cm以上
- 首の筋肉のハリが強い
- 肩の可動域が悪い(バンザイで腕が耳に付かない)
- 鎖骨や肩甲骨の可動域が悪い
という状態で、「首が動かない原因は首だけではない」と判断しました。
首が動かなくなってしまった原因は?
首や肩の検査だけではなく、全身の状態を診させていただくと、、、
- 身体全体が右へ傾いている
- 猫背、ストレートネックである
- 身体もスムーズに捻ることができない
- 股関節の可動域も低下している
という状態でした。
今回のTさんの場合、直接的には首の筋肉や頚椎の歪みが原因ですが、
根本的には肋骨や股関節を含めた全身の可動域やゆがみが原因となって
今回の症状があらわれていると考えられます。
- 背中が丸まって来ている(猫背)
- 関節の可動域が悪い
このような状態だと首や肩の動きが悪くなってしまいます。
首の動きをスムーズにするため、全身にアプローチする整体法
Tさんへのアプローチとしてメインで行ったこと。
それは股関節、鎖骨の動きを改善させ、ゆがみをとること。
首や肩の動きを改善させるために、「鎖骨の動き」はとても大切です。
「鎖骨が動くの!?」とおっしゃる方も多いですが、鎖骨が動いて初めて肩が動いてくれるのです。
大きな原因として「猫背」「ストレートネック」があります。
その改善手法として、
- 良い姿勢がとりやすくなるように可動域を高める
- 左右差がなくなるよう歪みをとっていく(アライメント調整)
首だけ、肩だけでは、その場は良くてもスグに戻ってしまいがちです。
結果的に、姿勢が改善し、初回の施術後に引っかかり感が減って動きがスムーズになりました。
首の痛みや硬さには肩甲骨エクササイズを試してみてください
もし、首の痛みや硬さが気になる方は、
- 深く息をする
- 深呼吸を増やす
- 肩甲骨のエクササイズ
を取り入れてみましょう。
姿勢が原因の場合は、症状が楽になったり、すごくスッキリしたりと実感が得られることが多いです。
首の痛みが続く場合、ストレッチだけで対処しきれない場合も多いため、我慢せずに症状がひどくなる前に来院されることをおすすめします。
首の痛みや硬さなどの症状なら、天白区きのて整体院へ
当院の整体は、症状のある部分だけでなく、全身を検査して全身を診ていきます。
日頃から姿勢からの改善を提供している院だからこそ、首の痛み症状にも根本から改善していきます。
痛み止めなどのクスリに頼らず、しびれから解放され、快適に過ごせるようサポートさせていただきます。
お困りの方はお早めに、お気軽に、いつでもご相談ください。