立ち上がり・寝返りが辛い！「マタニティの股関節痛」

股関節の痛みと肩こりがありマタニティ整体で来院された
妊娠10か月　第一子を妊娠中のMさん のケースを参考にご紹介します。

妊娠中はお腹も大きくなり、体に負担がかかりやすく、痛みが出やすくなります。
様々な不調がある中で、今回のMさんは股関節痛を訴えられていました。

まず、Mさんからお話をお伺いしました。

妊婦さんの症状「股関節が痛い」

Mさんの場合、ご来院の一週間程前から股関節(脚の付け根)に痛みがあり、
日常生活では

• 布団から立ち上がる時
• 寝返り
• 力を入れる時

などで股関節のつっかかる感覚や痛みの症状が出るとのことでした。

股関節や身体の状態をチェックした結果

問診後はお身体の状態を具体的に見ていきます。
きのて整体院では鏡を見ながらお体のバランスの確認や、関節を動かしながら痛みや症状を確認していきます。

今回のMさんの場合、お身体を詳しくみさせていただくと

• お尻の横側の筋肉が張っている
• 腰の反りが強くなっている
• 背中が丸まってきている(猫背)
• お腹のハリもある

という状態でした。

妊娠時に出やすい股関節痛の原因は？

このような検査結果から、Mさんの股関節の痛みの原因は
「臨月に入りお腹が大きくなって、反り腰になってしまったこと」
にあると考えます。

大きなお腹を支える際に、妊娠時は特に腰などに負担は増えます。
その負担を支える筋肉に筋力が足りない場合、
支えきれない負担は関節（今回は股関節）にかかります。

なので、股関節痛の原因は、「反り腰」と書きたいのですが、実はそれだけではありません。

「反り腰が原因」ですと「妊娠中はお腹が大きくなるから仕方ないよね」となってしまいますよね。

股関節痛の根本改善をするためには、反り腰になってしまっている原因を考える必要があります。
今回の原因改善のポイントは【臀部の筋肉が硬くなってしまっていること】にあったのです。

臀部の筋肉が硬くなると、反り腰になりやすく腰痛や股関節痛の原因になります。

他にも肋骨の動きが制限されると、よい姿勢を保つことが困難になります。
そればかりか、呼吸も浅くなり、血流も悪くなってしまいます。

整体では、お辛い症状の部分だけでなく体全身で見ていきます。
反り腰に関する筋肉すべてをチェックするからこそ、改善を妨げている体の問題もあぶり出されてきます。

マタニティ整体として、姿勢にアプローチする整体法

Mさんへのアプローチとしてメインで行ったこと。
それは背骨や肋骨、臀部の硬さを改善させること。

妊娠中の股関節痛の大きな原因として「反り腰」が考えられます。
その改善手法として、

• 大きなお腹を支える腰の周辺の筋肉の負担を取る
• きちんと機能するように柔軟性を高める

股関節痛を取り除くのに、そこだけの施術だけではその場は良くてもすぐに戻ってしまいがちです。
股関節の可動域も見つつ、肩甲骨や肋骨の動きを改善する施術を行うことで、
結果的に、反り腰が軽減し、股関節の痛みが解消しました。

股関節痛に肩甲骨エクササイズを試してみてください

もし、妊娠中で腰痛のある方やMさんと同じような股関節痛の症状がある方は

• 深く息をする
• 深呼吸を増やす
• 肩甲骨のエクササイズ

を取り入れてみましょう。

強く痛む場合は、関節や筋肉での腫れや炎症を起こしていたり、骨盤の歪みとなってしまっているケースが多いので、我慢せずに症状がひどくなる前に、来院されることをおすすめします。

マタニティ整体なら、天白区きのて整体院へ

当院のマタニティ整体は、痛い部分だけでなく、上半身、下半身を動かす整体を取り入れています。
日頃から、姿勢などの全身の症状改善を提供している院だからこそ、妊婦さんの身体の変化による身体の負担にしっかりと対応できるマタニティ整体を提供しています。

当院では、
【妊活から妊娠まで】
【妊娠初期から出産直前まで】
【産後1か月から～】
と、トータルサポートさせていただいています。

妊娠中は

• お腹が大きくなり姿勢も崩れやすい
• ホルモンの影響で関節が緩み負担がかかりやすい
• 思うように身体が動かせない

など、身体への負担が大きく、痛みや不調が出やすい時期です。

痛み止めなどのクスリに頼れない、頼りたくない時期だからこそ、痛みなく、快適に過ごせるようサポートさせていただきます。

お困りの方はお早めに、お気軽に、いつでもご相談ください。