こんにちは!
平針駅・赤池駅から徒歩10分
名古屋市天白区きのて整体院の西尾です。
本日は「妊娠中の股関節痛」についてお話します。
腰痛と股関節の痛みがあり、マタニティ整体で来院された
妊娠8か月 第一子を妊娠中のNさん のケースを参考にご紹介しますね。
妊娠中は股関節に負担がかかりやすく、痛みが出やすいんですよね💦
まず、気になる症状をお伺いしました。
この度はご妊娠おめでとうございます。
今回はどうなさいましたか?
初めての妊娠で8か月を迎えたのですが、
腰や股関節の痛みが段々酷くなってきて…
腰と股関節の痛みが気になるのですね。
以前から痛みはありましたか?
腰痛も股関節痛も妊娠後期に入ってから痛みが強くなりました。
最近では長時間立ちっぱなしや長距離を歩いたり、
立ち上がる時に痛みが強くなり困っています。
それは大変でしたね。
妊娠が進むにつれてお腹も大きくなるので、
姿勢や体型が変わり様々な不調が出やすくなります。
特にお腹が大きくなると股関節への負担は大きくなります。
そうだったんですね。
こちらはマタニティ整体も行っているとサイトでみましたが、
見て頂けますか?
はい、マタニティ整体もしておりますので、
まずはしっかりとお体のチェックをしていきましょう。
ぜひよろしくお願いします。
妊婦さんの症状「腰と股関節が痛い」
妊娠後期から股関節(脚の付け根とお尻の横)と腰に痛みがあり、 日常生活では、
- 立ちっぱなしが続くと
- 長時間歩くと
- ソファや床から立ち上がる時
などで腰痛や股関節のつっかかる感覚や痛みの症状が出るとのこと。
腰・股関節の身体の状態をチェックした結果
具体的に見ていくために、お身体の状態を姿見の鏡で見つつ、
バランスや動かしながら、痛みや症状を確認します。
妊婦さんの場合、身体を前に倒せない、身体を捻りにくいなど、どうしても制限があります。
きのて整体院では、お体に無理をしない範囲で体勢や座りながら、寝ながらなどの工夫を踏まえ、チェックしていきます。
今回のNさんの場合、お身体を詳しくみさせていただくと、
- モモの前側の筋肉が張っている
- お尻の横側の筋肉が張っている
- 腰の反りが強くなっている
- 背中が丸まってきている(猫背)
- お腹のハリもある
- 深呼吸がしにくく、呼吸が浅い
という状態でした。
妊娠時、どんどん成長するお子さんに合わせ、お腹も大きくなります。
その負担を支えるために、腰を支える筋肉に負担がかかっている状態といえます。
普段と異なる姿勢のまま日常生活をおくるので、負担が痛みになって出やすくなります。
妊娠時の股関節の痛みの原因は?
このような検査結果から、Nさんの股関節と腰の痛みの1番の原因は、
「赤ちゃんが大きくなり反り腰になってしまったこと」にあります。
お腹を支えるために、反り腰にならざるを得ない状態だったんですね。
でも、反り腰の負担は別の部位にかかってしまいます。
妊娠時の筋力低下もあり、腰を支える筋肉(今回は股関節)にかかります。
今回の原因は「反り腰」となるわけですが、この反り腰も
妊娠時に共通して見られる「筋力低下」「胎児の成長につれての負荷が大きくなること」が関係しています。
一番のネックは、妊娠していて「安静にしつつ」反り腰を改善するという点でしょう。
反り腰や歪みって言われても、お腹が大きいうちは、
どうしようもないじゃん!
そうですよね。
悪いと分かっていても、どうにもならないことがある。
特に妊娠中は「気をつけないといけない事が多いから」そういうことも多いと思います。
きのて整体院でもそれを理解しているから、
マタニティ整体では「それでも」ラクになる施術を提供しているんですよ。
妊娠中の反り腰を根本的に治すというより、
反り腰による悪循環を断ち切るためにマタニティ整体を行います。
反り腰
▼
腰を支える筋肉関節への負担増 →痛み・症状
▼
ますます動きにくくなる
▼
筋力低下+お腹の負荷
▼
反り腰悪化 →痛み・症状
この悪循環にハマると、動けないのに痛む、寝ていてもつらいとなってしまいます。
今回の反り腰の改善するポイントは、「背中を緩め、肋骨を動かすことができる身体」にすることが必要と考えました。
Nさんの場合は床で座って過ごすことが多く、産休に入り運動をすることも極端に少なくなったようです。
- 背中が丸まって来ている(猫背)
- お腹が張る
この状態だと背中、肩甲骨なども動かすことは殆どないため、本来呼吸で動くはずの胸、肋骨周りの筋肉も固まってしまいます。
肋骨の動きが制限されると良い姿勢を保つことが困難になります。
そればかりか、呼吸も浅くなり、血流も悪くなってしまいます。
整体は、症状に関する筋肉を体全身で見ていきます。
反り腰に関する筋肉すべてをチェックするからこそ、改善を妨げている体の問題もあぶり出されてきます。
マタニティ整体として、姿勢にアプローチする整体法
Nさんへのアプローチとして意識して行ったこと。
それは背骨や肋骨、肩甲骨の動きを改善させることです。
痛みが出ている腰、股関節も動かし施術をしますが、特に意識したことは猫背で固まった上半身をほぐし、しっかりと深く呼吸ができるよう「肋骨の動き」が取れるように施術を行います。
肋骨が動かないことで呼吸が浅くなっている傾向があるので、整体中も深く呼吸するなどの協力していただくことで、より効果的であるのと、すっきり感を実感をしていただけます。
当院で行うマタニティ施術は、「仰向け」「横向き」症状によっては「座わり姿勢」の施術など、妊婦さんの身体やお腹に負担のかからない状態での施術で構成されています。
今回の呼吸の改善は、動けない妊婦さんにとって、普段から意識してもらうことで背中やお腹が動かすことができる重要な施術ポイントでもあります。
大きな原因として「反り腰」その改善手法として、
- 大きなお腹を支える腰の周辺の筋肉の負担を取る。
- 腰まわりの筋肉が、きちんと機能するように柔軟性を高める。
腰だけ、股関節だけでは、その場は良くてもスグに戻ってしまいがちです。
結果的に、反り腰が軽減し、股関節の痛みや腰痛の解消と、妊娠時の身体の負担軽減にお役立ていただけました。
股関節痛に肩甲骨エクササイズを試してみて下さい
もし、妊娠中で腰痛のある方やNさんと同じような股関節の症状がある方で、
歩いたり立ったりする動きができない場合は、
- 深く息をする
- 深呼吸を増やす
- 肩甲骨のエクササイズ
こちらも取り入れてみましょう。
股関節なのに、呼吸?とお思いになるとは思いますが、騙されたと思って試してみてください。
反り腰などの姿勢が原因で、背中や肩甲骨が動いていない場合は、症状が楽になったり、すごくスッキリしたりと実感が得られることが多いです。
強く痛む場合は、腫れや炎症を起こしていたり、骨盤の歪みとなってしまっているケースが多いので、症状が酷くなる前に我慢せず来院されることをおすすめします。
マタニティ整体なら、天白区きのて整体院へ
当院のマタニティ整体は、痛い部分だけでなく、上半身、下半身を動かす整体を取り入れています。
もちろん、お腹への負担をかけない施術方法なので安心です。
日頃から、姿勢からの改善を提供している院だからこそ、妊婦さんの身体の変化による身体の負担に
しっかりと対応できるマタニティ整体を提供しています。
当院では、
【妊活から妊娠まで】
【妊娠初期から出産直前まで】
【産後1か月から~】
と、トータルサポートさせていただいています。
妊娠中は
- お腹が大きくなり姿勢も崩れやすい
- ホルモンの影響で関節が緩み負担がかかりやすい
- 思うように身体が動かせない
など、身体への負担が大きく、痛みや不調が出やすい時期です。
痛み止めなどのクスリに頼れない、頼りたくない時期だからこそ、痛みなく、快適に過ごせるようサポートさせていただきます。
お困りの方はお早めに、お気軽に、いつでもご相談下さい。
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