こんにちは。名古屋市天白区きのて整体院の西尾です。
本日は、「自律神経」について。
前回「天気痛」は自律神経とのかかわりが深いという内容を書かせていただきました。
https://kinoteseitai.com/shoujouburogu/jiritusinkei/3186/
では、そもそも自律神経とは何なのか。
言葉は聞いたことあるけど、よくわからないという方のために少し掘り下げてみようと思います。
自律神経って
自律神経とは身体の働きを調節する神経です。
大きく分けて2つ。「交感神経」と「副交感神経」があります。
交感神経は戦闘モード、副交感神経はリラックスモードだと思ってください。
常にどちらも働いているのですが、どちらが優位かでいろいろな変化があらわれます。
ドキドキしたときに心臓がバクバクなるのを経験したことはありますよね?
「心臓を動かそう!」とか思っていないのにバクバクなりますよね?
それが自律神経です。
自分の意志では働かず、脳で勝手に命令を与えてくれるもの。
それが自律神経なのです。
以下の表は一例です。
ご飯を食べた後に眠くなるのもそう、緊張したときに身体に力が入ってしまうのもそうです。
どちらともうまくバランスをとれていればいいのですが、さまざまな影響で乱れてしまいます。
そのうちの一つが「天気」や「気圧」で、その他にも無数にあります。
食事、運動、睡眠、姿勢、冷え、ストレスetc…
言い出せば切りがありませんが。
いくつか紹介していきますので参考にしてみてください。
自律神経の整え方
日本にはもともと四季があり、徐々に気候が変わっていきます。
それがここ数年、急激な気温差や気圧の変動により、身体には大きな負担がかかっています。
四季があるこの地で生まれ育った日本人は、遺伝子レベルでこの気候に対応しにくいそうですが…。
ただ諦めるのはまだ早い。
ぜひ実践して「自律神経の乱れ」「天気痛」を克服していただきたいと思います。
自律神経を整える
①身体の除湿
梅雨に入ると水分を外へ出しにくくなるため、身体はベトベトした状態になります。
すると熱は身体にこもってしまい、ひどいと熱中症に。
身体の中に水分をため込んでしまうため、身体はむくみ、血流やリンパの流れは滞り、
頭痛やめまいなど不調の原因となります
梅雨に入る前から運動をして汗をかく練習をすることはもちろん、通気性のいい服を選ぶこともポイントです。
②湯船に浸かる
夏場はシャワーだけという方もみえますが、湯船に浸かることをおすすめします。
どうしてもできないという方は週に1,2回でもいいと思います。
さらに、寝る1~2時間前にお風呂を済ませると睡眠の質もあがります。
40度で20分が目安ですが、個人差もありますので参考にして試してみてください。
③朝日光を浴びる
睡眠リズムを整えることで自律神経が整います。
朝日光の光を浴びることで体内時計がリセットされます。そして日光を帯びた14~16時間後に睡眠ホルモン(メラトニン)が分泌されて眠気を感じるようになります。
朝起きたらカーテンを開ける!
ぜひ試してみてください。
④寝る前は光を避ける
テレビやスマホの光は脳を興奮させます。
寝る1時間前からは見ないようにしましょう。
また、照明にも注意が必要です。
白い光は脳がさえてしまうので、できるだけオレンジ色に、少し暗めにしておくこと。
個人的には、夕方頃から照明は暗く、オレンジにすることをおすすめします。
⑤腸内環境を整える
腸内環境の悪さは、自律神経を乱します。
便秘がある方はもちろんのこと、コンビニ食やスーパーのお弁当お惣菜が多い方は注意が必要です。
詳しくは直接お伝えします!また後日、腸内環境のブログも書こうと思います!
⑥運動
運動中は交感神経、運動後は副交感神経が働くため、自分の身体で自律神経を調節できるようになります。
また、汗をかくことで熱の放出も可能になります。
ウォーキングやヨガ、バランスボールなどの運動でもOKです。
どうしても運動ができないという方!
当院には運動メニューもありますよ。
加圧なので短時間で効率的に運動できます。
⑦姿勢を整える
自律神経は脳からの命令を全身に伝えてくれますが、その「神経」は背骨の中を通り、各器官へと命令を送ります。
そのため背骨・骨盤のゆがみがあったり、姿勢が悪い状態が続くことで自律神経は乱れてしまいます。
自律神経を整える第一歩。それが整体なのです。
また、姿勢は普段の意識がとても大切になります。
そのあたりもまた後日詳しく解説していきますね。
◆気圧や天気による不調が出やすい方
◆自律神経の乱れによる不調がある方
名古屋市天白区きのて整体院へご相談ください。