天気痛と自律神経の関係について

こんにちは。
名古屋市天白区きのて整体院の西尾です。

「雨が降る前の日から頭痛がする」 という症状で困っている方が来院されました。
これ「天気痛」かもしれません。

目次

天気痛とは

「天気痛」聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
私たちの身体は天気の変化によってさまざまな影響を受けています。
寒い時期には痛みが出やすかったり、季節の変わり目には風邪や喘息になりやすかったり...。
1万6000人を対象にした調査によると、女性の7割以上が「天気痛を持っている」と回答したそうです。
天気痛ドクターの報告によると、「日本人の4人に1人は天気痛ではないか。」とのことです。

こんな症状の方は多いのではないでしょうか。
雨が降る前日や雨の日になると

・頭が痛くなる
・めまいがする
・憂鬱になる
・関節痛がする
・古傷が痛む
  など 。
その症状「天気痛」かもしれません。
「天気痛」・・・気圧の変化に身体がうまく順応できずさまざまな症状を出してしまうことです。


天気による不調はどうしようもできないのか

天気痛とは「病気」ではなく「病態」です。
どういうことかと言うと、もともと天気の影響を受けやすい病気や身体の状態であり、天気によってその症状が引き起こされたり悪化したりするということです。
ということは、 「天気が悪いから仕方ない」「気圧が低いからどうしようもない」ではなく、 天気や気圧に左右されない身体作りが大切だということです。

気圧とは

人の身体だけでなく、あらゆるものが気圧の影響を受けます。
気圧とはその名の通り「空気の圧力」 。
空気の圧力が高いものを「高気圧」 空気の圧力が低いものを「低気圧」といいます。

外部からの空気の圧力に耐えるように、常に内部から外部に向かって押し返すことで状態を保っています。
山に登ったときにポテチの袋が膨らむのは、外気圧が下がったのに対して袋の中の気圧は一定であるため、結果的に内から外への圧が強くなっている状態だからです。



人の体も気圧の影響を受けます。
人の体の中は複雑に骨や筋肉、血管や内臓など各細胞で埋め尽くされています。
それぞれの臓器が気圧に対して順応するために「自律神経」が働いてくれます。

人は耳の「内耳」という部分に気圧センサーがあり、気圧の刺激を受けますが、その刺激に対する感じ方に個人差があるようです。


その刺激を必要以上に過敏に感じてしまうと自律神経に指令を送り交感神経を優位にさせます。
その結果頭痛をはじめとするさまざまな症状を引き起こしてしまいます。

普段から自律神経が乱れやすい方自律神経が乱れるような生活習慣、その他さまざまな要因で自律神経が乱れていると、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできなくなってしまいます。 それが不調につながるのです。

5月・6月は要注意

5月から6月は天気・気温・湿度・気圧、変化が出やすい時期でもあります。
そらに今年は、朝晩の気温差が大きく、週によって日によってもコロコロと気候が変わっています。
「気圧の低さ」よりも「気圧の変化」によって不調は出やすくなります。
この時期は特に注意して過ごしてくださいね。


「どう気を付けたらいいのか分からない」
という方のために、当院では自律神経を整え方をお伝えしますのでぜひ質問してくださいね。
また、次回のブログで内容も公開予定なのでお楽しみに♪

リカバリー療法がオススメです

整体も自律神経を整えるのにとても大切ですが、当院ではさまざまなアプローチで自律神経調節にお役に立てます。
当院で行っている「リカバリー療法」はビリビリ感じない微弱電流によって自立神経に直接アプローチできる治療器です。
私も週に2,3回は受け、自律神経調節を行っています。
私個人の感想として「頭がすっきりする」「疲れがはやく取れる」「夜の熟睡感を感じる」というのを実感しています。

患者さんからも、「頭痛や倦怠感がなくなった」「夜のトイレの回数が減った」「生理痛が軽くなった」「朝スッキリ起きられるようになった」「脳がぼーっとする感じでリラックスできる」などの感想をいただいています!


来月には梅雨入りも予想されています。
当院に通院している方全員にリカバリー療法を受けていただけるようなイベントも企画しています!
整体+リカバリー療法で気圧の変化に負けない身体づくりをしていきましょう!!

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