坐骨神経痛(椎間板ヘルニア)でお悩みのKさんの改善事例【40代男性】

こんにちは。名古屋市天白区きのて整体院の西尾です。
臀部の痛みと足のシビレで来院された男性(40代/自営業/土木関係)の改善事例を報告します。

1. 今回のお悩みは
右臀部の痛みと右足のシビレでお悩みの40代男性Kさんが来院されました。
現場作業で重いものを運んだり、しゃがんでの作業も多く、身体に負担がかかっている状態。
約半年前から腰痛を発症。
放置していたら足のシビレが出てきたとのこと。
病院で「関節はつぶれかけてる」「ヘルニアだね」と言われたとのこと。
今回は、Kさんの症例と改善の過程をご紹介します。
2.具体的な症状とお困りごと
Kさんは以下のような症状を訴えていました。

「現場まで30分の運転後、車から降りられない」
「立っているだけでも痛みとシビレでしんどい」
「薬を飲めばその時は少しいいんだけど、毎回その繰り返し…」

何もしていない状態で痛みやシビレが常にあるのは重症ですね💦
3.来院に至るまでの経緯
インターネットで検索し、ホームページを見て来院していただきました。
趣味の釣りで座りっぱなしが続いたのも原因だったかなと、お仕事での負担に加え釣りの姿勢など、日常生活の姿勢によって痛みやシビレが増えてきてしまったようでした。

痛み止めを飲まなくても、日常生活普通に過ごせるようになりたいんですが…

今のKさんの状態を詳しく検査させていただきますね!
4.検査と初見
初回の検査結果は以下の通りでした。
- 立位左重心(上半身は右方偏移)
- 骨盤後傾
- 右SLR50°
- 右足関節可動域低下
- 右距骨下関節可動域低下
- 股関節可動域低下
- 胸郭可動域低下
などそれ以外にも身体の悪いところはたくさんありました。
検査結果の分析により、右足首のかたさ(過去に骨折あり)が根本原因となって骨盤、股関節に影響を及ぼし、結果的に腰や臀部で坐骨神経を圧迫してしまい症状として現れてしまったのだと判断しました。
5. 施術内容と経過
原因は「足首と骨盤・股関節」とまとめたのですが、その姿勢を作ってしまっている要因がたくさんありました。
そのなかでもAさんの場合は「足関節」と「骨盤」の施術に重点を置きました。

当院の施術はもちろん全身にアプローチしますが、
・骨盤や腰椎に負担をかけてしまっている股関節へのアプローチ
・股関節の可動域を制限させてしまっている原因となっている足関節や足指へのアプローチ
・腰に負担をかけている上半身のかたさへのアプローチ
そしてご自宅では
・骨盤のエクササイズ
・足首の筋力発揮
をお伝えしました。
週2回のペースで約3ヵ月通院していただき症状は改善してきています。

「痛みシビレで薬をのまずに生活ができています」
「今では趣味の釣りも楽しめるようになりました」
症状は出ていませんが、まだまだ身体の歪みや硬さがありますので、週1回の頻度で整体を受けていただいています。
合わせて、骨盤や足首のエクササイズもしていただいています。
6.ご本人からのメッセージ

「痛みもシビレもなくなり、快適に過ごせています」
「痛み止めを飲まなくても生活できるのはうれしいです」
7.院長からのコメント
ヘルニアによる坐骨神経痛は痛み止めや注射で症状を抑えることもできますが、
根本的にはその状況を作ってしまった「姿勢」や「歪み」を整える必要があります。
「姿勢」「ゆがみ」「日常生活動作」を改善させることこそが真の根本改善であり、再発予防を可能にします
今後は症状の予防をしながら仕事に趣味に打ち込めるよう、さらに身体が動かしやすくなるようサポートさせていただきますね!
8. 腰痛でお悩みなら
坐骨神経痛について解説しているこちらのページもお読みください。