向き癖と斜頭でお困りのCちゃんの改善事例【4カ月の女の子】


こんにちは、名古屋市天白区きのて整体院の近藤です!
本日は「向き癖と斜頭」についてご相談いただきました。
4ヶ月で来院されたCちゃんの事例です。
◎お悩み事◎
生後4か月の女の子Cちゃん。
生後すぐからの向き癖と、頭の形にお困りでした。

生後すぐからの左の向き癖で、右側の頭がとがってしまって…。
4か月の今でも頭の形が邪魔をして右側を向くことができません。
反り返りもひどく、横を向いて反り返ったままよく寝ているけれど、大丈夫でしょうか?
「女の子なので、将来の見た目や髪型で困らないように。健康に成長してもらいたい。」
というお父さん、お母さんの思いをお伺いしました。

頭の状態をチェックした結果

問診後はまず頭と顔の状態をチェック!
具体的には頭や顔の歪みの状態や筋肉や皮膚の柔らかさなどを確認していきます。
Cちゃんの場合、
・左後頭部の扁平化
・おでこの高さの違い
・耳の前後位置の左右差
・目の大きさの左右差
がみられました。

◎検査結果からみた気になるところ◎
ベビー整体では、頭と身体両方の状態をみます。
Cちゃんの身体全体の検査を行うと、
◎骨盤位置、股関節の動きはGOOD!
×首の動きは右側は60°程(※左右90°ずつ動かすことができることが理想です)
×首のかたさに左右差がある
×肋骨が開き気味
×背中にかたさあり
がみられる状態でした。
身体の状態と頭の形の関係性
Cちゃんの頭のかたちが思うように改善しない理由、そして向き癖が改善しない理由としては、
「首の動きの左右差と、反り癖」
にあると考えられます。
「頭の形は、成長とともに改善する」とよく言われますが、それは、赤ちゃんの成長に偏りがない場合です。
Cちゃんには動作にも左右差が出ていました。
×うつぶせの時に、身体が傾いてしまう
×寝返りは右側のみ

動きに偏りがあると、頭にかかる圧も分散されず、成長・発達にも偏りが生まれてしまいます。
筋力が少ない赤ちゃんほど、この向き癖や動作の偏りによって、動きが制限され、新たな癖を生みます。
Cちゃんへのアプローチで大切なこと。
それは身体の左右差をリセットさせ、今までのクセを取り除くこと!
そして、たくさん動ける身体づくりをすること!

ご自宅で行うベビー整体と、日常生活で気を付けていただくことなどをお伝えし、実践をしてもらいます。
ベビー整体って?
ベビー整体の特徴としては骨、筋肉、皮膚への刺激です。
改善するポイントをソフトに触れてあげるだけ。

どんな赤ちゃんでも多少の歪みはあります。
歪んでいる状態を根気よく何度もリセットさせてあげることで正常を認識してくれます。
「全身へのアプローチを行い、運動や動きを偏りなくとれることで、頭の形にも、正しい成長を促す。」
これがベビー整体です!
Cちゃんへのアプローチで大切なこと。
それは身体の左右差をリセットさせ、今までのクセを取り除くこと!
大切なことは
- 左右差を取り除く
- 関節の動きをよくする
- 筋肉を柔らかくする

上記3つのポイントを改善させることで「頭が丸くなりやすい身体の状態」を作っていきます。
ただ、赤ちゃんの場合は、関節はまだ柔らかく骨として繋がりきっていません。
そのため、関節を無理動かしたり、曲げ伸ばしひねるといった運動を無理にすることは危険です✖
そこで、ツボなど「反射」を利用した筋肉の緩みで筋肉を柔らかくして(③)、関節の動きの改善(②)を目指します。
すると、左右の歪みの差も小さくなっていくのです(①) !
Cちゃんの頭の形の経過
Cちゃんのお母さん、お父さんはご自宅でのケアを楽しくこまめに行ってくださいました◎

9か月かけて斜頭の状態も改善され、丸みができました!
1歳半を過ぎた今も、数か月に1度のメンテナンスに通ってくださっています✨
頭の形は1歳頃にはほとんど決まります。
斜頭症でお困りの方は、少しでも早めにベビー整体を受けに来てください。
ぜひベビー整体を覚えて、ご自宅で毎日実践してほしいなと思います。
お困りの方はお早めに、お気軽にご相談ください!
