こんにちは、名古屋市天白区きのて整体院の近藤です。
本日は「絶壁と斜頭症」について。
5ヶ月で来院されたJくんの事例を投稿します。
「将来髪を短くしたときの見た目が心配で…」
「あたまの形を良くしたい」お母さんからの訴えでした。
お話を伺うと「将来髪を短くしたときに歪んでいるとちょっと…」とのこと。
生後すぐから仰向けで寝たらそこからあまり動かず上向きで寝っぱなし。
なかなか左右を向いてくれなかったようです。
反り返りも強く、頭を枕に押し付けていたとのこと。
・だんだん後頭部が平らになってきた
・側頭部が出っ張ってきた
見た目が心配になりネット検索して当院へ来てくださいました。
頭の状態をチェックした結果
問診後はまず頭、顔の状態をチェックさせていただきました。
具体的には歪みの状態や柔らかさなどを確認していきます。
Jくんの場合、
・側頭部の張り出し
・後頭部の扁平化
・右後頭部の扁平化
・右耳がすこ前方へ
という状態でした。
首から背中のハリが強い
Jくんの身体全体を検査させていただくと、
×首の張りが強い
×背中のハリが強い
×こめかみの硬さ
が気になりました。
抱っこさせていただくと体が反ってしまい、常に力が抜けないような状態でした。
首・背中の硬さがあると頭の形は変わらない
このような検査結果から、Jくんの頭のかたちを改善させるためには、
「自分で身体を動かせられるように」
「特に横方向の動きができるように」
そのためには首から背中の硬さを無くすことが最優先です。
反り返りの繰り返しで後頭部の扁平化が助長されます。
と同時に、首はかたくなり、頭の皮膚や筋肉も硬くなってしまい頭の変化が出にくくなります。
・首から背中のハリをなくすことで反り返る頻度が減る
→①後頭部を押し付ける頻度が減るため扁平化を抑えることができる
②頭の筋肉や皮膚が柔らかくなることで頭の形に変化が出やすくなる
・首、背中が柔らかくなることで左右が向きやすくなる
→①出っ張ってきている側頭部にも圧がかかることによって頭は丸くなりやすい
②寝返り、うつ伏せがスムーズになり頭が床に触れる時間が少なくなる
・背中が柔らかくなることで深い呼吸ができるようになる
→①全身の血流がよくなり、頭の形にも変化がでやすい
②頭の骨は呼吸と同時に動いているため、頭の骨も動きやすくなる。
1か月で後頭部に丸みが出てきました
Jくんには週に1回のペースで5回通院していただきました。
1か月での変化として
- 後頭部に丸みが出てきた
- 背中が柔らかくなってきた
- おでこの左右差がなくなった
- 寝返りがスムーズにできるようになった
1か月で上記のような変化がみられました。
今後も継続していくことでさらに変化が期待できます。
Jくんは5か月からの施術だったため変化が出やすかったです。
頭の形を改善するには、できる限り早めにケアし始めることが重要です
頭の形、斜頭症、絶壁でお困りの方はお早めに、お気軽にご相談ください。