
こんにちは、名古屋市天白区きのて整体院の西尾です。
本日は「斜頭症」について。
9ヶ月で来院されたAちゃんの事例を投稿します。
そのうち治ると言われて様子を見ていたのに…
生後すぐから寝ているときは左向きばかり…。
2か月の頃から頭のかたちが気になりドーナツ枕を使用。
バスタオルを使って向きを変えるように工夫するなどしてきたが効果なく…
検診や周りの方に相談しても「そのうち治るから大丈夫」と言われて半年以上様子を見ていたとのこと。
9か月になっても頭の形が治らずネット検索。
ベビー整体をみつけてくださったようです。
お話を伺うと、後頭部が斜めになっているのが一番気になっており
将来、歯並びや噛み合わせに影響が出ないか心配とのことでした。
頭の状態をチェックした結果

問診後はまず頭、顔の状態をチェックさせていただきました。
具体的には歪みの状態や柔らかさなどを確認していきます。
Aちゃんの場合、
左後頭部の扁平化、右後頭部が出っ張っている状態。
耳の位置は右が後方へ、おでこも左が出っ張っている状態でした。

しかし、まだまだ頭は柔らかい状態。
頭の形が変化する可能性は十分にありそうでした。
向き癖の影響なのか、首のかたさに左右差が!
Aちゃんの身体全体を検査させていただくと、
×首の硬さに左右差がある(右首、左肩の筋肉のコリ)
×右背中の筋肉のハリ

上記2点が特に気になる点でした。
赤ちゃんでも向き癖などの影響で
身体に歪みが出ていることが少なくありません
頭の形を丸くするには、全身の歪みを取ることから
このような検査結果から、Aちゃんの頭のかたちが思うように改善しない理由は
「身体の左右差が大きいこと」にあると考えられます。
具体的には右首、左肩の背中のコリです。
この左右差があることで筋肉、関節に歪みが生じます。
歪みがあると、向き癖だけでなく頭の成長にも偏りが生まれてしまいます。

大人でもそうですが、一度癖付いてしまったものは
なかなか自分の力だけでは修正できません。
お子さんの歪みも、一度リセットしてあげることが大切なのです。
・向き癖があることで左右差が生まれる >> 左右差があることで向き癖が治らない
・左右差があることで筋肉は硬くなる >> 寝返り等の動きが制限され、頭の成長に一定の負荷がかかる
ベビー整体では、
- 左右差を取り除く
- 関節の動きをよくする
- 筋肉を柔らかくする

上記3つのポイントを改善させることで
「頭が丸くなりやすい身体の状態」を作っていきます。
9か月からの施術開始でしたが、約1か月でいい変化が見られました。

斜頭症でお困りの方は、少しでも早めにベビー整体を受けに来てください。
頭の形は1歳を過ぎると変化があまり期待できません。
ぜひベビー整体を覚えて、ご自宅で毎日実践してほしいなと思います。
お困りの方はお早めに、お気軽にご相談ください。
