こんにちは。きのて整体院の西尾です。
当院へ来院していただく方へよく説明するのが、
「関節の硬さから痛みが出ています。」
「骨盤の歪みが痛みの原因のひとつです。」
「肩甲骨の高さに左右差がありますね。」とか。
「痛みが出ている場所は結果であって、原因は別にある」という話はよくします。
それが上記の「硬さ」や「ゆがみ」などですね。
しかし、それですら結果であって、実は「歪みが出てしまう生活習慣は何なのか」を見つけることが大切です。
前置きが長くなりそうなのでそろそろ本題へ。
急に股関節に痛みが出てしまった18歳高校生の男の子
先日、右股関節の痛みで当院へ来院されたSくん。
原因は分からないけど、急に股関節に痛みが出てきたとのこと。
病院で検査したけど骨には異状なく、痛み止めを出されたけど効かないとのこと。
はっきりとした原因がなく痛みが出るというのは、大きな病気を除けば生活習慣に原因があると考えます。
Sくんの状態を診させていただくと…
強い歪みと授業中の○○
姿勢の検査をさせていただくと、座った姿勢で自然と右側へ体重がかかっていました。
この姿勢で長時間座っていれば負担はかかりそう…
でも、それだけでここまで痛みが出るかな、長引くかな、と思いつつ、ゆがみを整える整体をしました。
歪みを整えることをしていくと、痛みは軽減していきました。
整体3回目で痛みは半減したものの、治りが遅い印象でした。
「Sくんは悪いと思っていないけど,負担をかけてしまっているものが他にもあるんじゃないか...」
結果がこれでした。
「授業中の姿勢」です。
理想的な姿勢=負担がかからない姿勢
いわゆる悪い姿勢=身体への負担が大きい姿勢
日常の姿勢が症状を悪化させる
Sくんのように、日常生活での姿勢の影響で
・症状が悪化してしまった
・症状がよくならない
・思ったような効果が出ない
・治りが遅い
などの結果につながってしまいます。
痛みや不調でお悩みの方は一度日常生活を見直してみてはいかがでしょうか。
ただ、毎日無意識で当たり前に過ごしている時間に、「これが悪いかな?」と気づくのは難しくもあります。
不調でお悩みの方は一度ご相談くださいね。