こんにちは、名古屋市天白区きのて整体院の越田です。
本日は「五十肩」についてです。
左の肩~腕にかけて痛みがあり、整体で来院されたYさんのケースを参考にご紹介しますね。
まずは、気になる症状をお伺いしました。
「左肩の痛み(五十肩)」でお悩みのYさん
去年の年末頃から左肩に痛みがあり、ご来院いただくまでに少しずつ強くなっている。
状態としては、、、
・ジャケットを着るとき
・リュックを背負うとき
・ゴルフでクラブを後ろに引くとき
・荷物を水平の位置で持つとき
・腕を横から上げるとき
などで左肩の症状(五十肩)が出るとのこと。
病院でも検査をされ、左肩に炎症が出ていると伝えられたそうです。
また、Yさんは3、4年前に坐骨神経痛も経験されていました。
身体の状態をみさせていただいた結果
Yさんの場合、腕を真っすぐに上げられない、腕を横から上げるのもしんどいなど、どうしても動きに硬さがありました。
きのて整体院では、お身体に無理のない範囲で動かしながらチェックしていきます。
今回のYさんのお身体の状態は、
×背中を反ると、肩に痛みが出る
×腕を横から上げると、肩~腕にかけて痛みが出る
×背中の筋肉が張っている
×バンザイができない
×姿勢が猫背
という状態でした。
夜中など強い痛みで起きる、動かすとすごい強く痛むという状態でないことも踏まえ、関節に石灰が固まっている状態ではないと判断しました。
この状態であれば、40肩、50肩として骨格・筋肉調整や運動療法で改善が望めます。
左肩の痛み(五十肩)の原因は?
Yさんの左肩の痛みの一番の原因は「肩周辺の筋肉の硬さ」です。
痛みや違和感があると、余計肩を動かさない。
という悪循環も肩や背中がほぐれない状態を作っています。
改善するには、筋肉が硬くなってしまっている原因を考えていく必要があります。
Yさんの場合、今回の原因改善のポイントは【猫背による、筋肉の硬さ】にあります。
Yさんは、お仕事で長時間座っていることが多く、その時の姿勢も崩れていることが多いそうです。
・背中が丸まっている(猫背)
・悪い姿勢による筋肉の硬さ
この状態だと肩が巻いてきて、肩周辺の筋肉が硬くなってしまいます。
また悪い姿勢だったため、本来機能している筋肉が使えておらず、
他の筋肉に負担がかかってしまいます。
肩の痛み、姿勢にアプローチする整体法
今回、Yさんへのアプローチとしてメインで行ったこと。
それは首・肩・背中、そして胸の筋肉の硬さを改善させることです。
大きな原因として「姿勢の悪さによる筋肉の硬さ」
その改善手段として、
・猫背の姿勢改善。
・筋肉を緩め、きちんと機能するように柔軟性を高める。
猫背によって、背中は伸びて硬直しますが、胸や鎖骨周りの筋肉は縮んだ状態で固くなっています。
肩、背中だけでなく、胸や鎖骨周りの筋肉も緩め、肩に掛かる負担を軽減。
猫背の姿勢から脱却しやすくなります。
結果的に肩、腕の痛みが軽減されました。
痛みのある部分だけでは、その場は良くてもすぐに戻ってしまいがちです。
今後も整体を続けていくと、
- 関節の動きが良くなり、スムーズに動くようになる
- 血流が良くなり、筋肉が柔らかくなる
- 猫背が改善され、正しい姿勢を作るのがラクになる
上記の状態に近づくことで、症状の改善・姿勢の改善に繋がっていきます。
また、猫背の維持には、背筋や腹筋がきちんと機能している必要があります。痛みが軽減してきたら、背筋や腹筋を維持するために必要な機能整体を提供してゆきます。
当院の整体は痛みのある部分だけでなく、全身からみさせていただくため、根本的に痛みの原因を改善していきます。
お困りの方はお早めに、お気軽にご相談ください。