こんにちは。 名古屋市天白区きのて整体院の西尾です。
当院では、整体だけでなく「自然治癒力を高め、健康的な身体になっていただきたい」との思いから、栄養に関してもお伝えしています。
結局身体は「食べたもの、飲んだもの」から作られるので、栄養状態が筋肉や関節の硬さにも関係してきます。 腰痛や肩こりなどの痛みや痺れが取れない方に食事面をかえていただくと、症状が改善したなんてことも少なくありません。
私自身、身体の不調に悩まされ、食事面に関して試行錯誤してきました。 今でも大好きなお酒は辞めています。(数ヶ月に1度くらいは飲みますけどね) それ以外にも自分の身体で試すことは今でも続けています。
今からお伝えすることが、あなたの健康のために少しでもお役に立てれば幸いです。
身体に良い食べ物は?の前に…
よくテレビや本でも「〇〇が筋肉にいい」とか「〇〇が長寿の秘訣」だとか言っていますが…。 どんなにいい食べ物を摂り始めたからと言って、「腸内環境」が悪ければ意味がありません。 まずは「腸内環境」を整えることからスタートすることが大切です。
なぜ腸内環境が大切なのか
それは、腸が消化・吸収を行うから。
摂取した食べ物を消化・吸収してくれるのが腸です。 どれだけ良い食べ物を食べていたとしても、正しく消化・吸収してくれなければ不調に繋がります。
リーキーガット症候群はご存知でしょうか?
腸の粘膜に穴があいてしまうことで、有害物質が体内へ取り込まれてしまいます。 これにより、便秘や下痢、アトピーや花粉症などのアレルギー症状、痛みや痺れなどの症状が出てしまいます。
その他にも、免疫細胞の70%は腸にあると言われていますし、セロトニン(幸せホルモン)は95%が腸で作られると言われています。 免疫機能や自律神経バランスとも密接に関わっているのが「腸」なのです。
腸内環境の指標となるのが便の状態
便(べん)は「たより」とも読みますよね。 身体の状態を知らせてくれる「お便り」こそ「便」なのです。 まず、慢性的な便秘や下痢がないか。 便は最低1日1回です。 便秘が当たり前になっていると、2日に1回は便秘じゃないと思っている方もみえますからね。 もし慢性的に便秘や下痢がある方は腸内環境が悪いと言ってもいいでしょう。
次に、便の「におい」「かたさ」「色」です。 よくバナナうんちがいいよと言います。 色は黄色か黄土色(できるだけ薄い方がいい)、さらに水に浮くような状態がいいようです。 身体に不調を感じている方は、一度便の状態をチェックしてみてください。
腸内環境を整えるには
日本という国に住み、この現代に生活している以上、悪いものをすべて避け、良いものだけを食べるという生活は到底できません。
悪いものはできる限り避ける、良いものは今までよりも積極的に摂取するなど、バランスをとりながら工夫していただけるといいと思います。
詳しくはまた後日書こうと思いますが、まず以下にあげるものを少しでも少なくすることが大切です。
- タバコ、アルコール
- 食品添加物
- トランス脂肪酸
- 白砂糖
- 乳製品(カゼイン)
- 小麦製品(グルテン)
これを意識するだけで、身体の状態は変わってきますよ。 ぜひ試してみてくださいね。