妊娠中の腰痛で見直すべき生活習慣3選
こんにちは!
平針駅・赤池駅から徒歩10分
名古屋市天白区きのて整体院の越田です。
本日は妊娠中の腰痛についてお話します。
先日、妊娠5ヶ月、腰痛でお悩みの方(Nさん)がご来院されました。
妊娠5か月に入ったのですが、長時間座っていると腰が痛くなって困っています。あと、10分くらい歩いても痛くなって歩くのが億劫になりました。整体で診てもらえませんか?
ご相談頂きありがとうございます。
妊娠中の腰痛ですね。妊婦さんにとても多いお悩みです。
以前から腰痛はあったのですか?
以前も少しはありましたがそこまで気になりませんでした。
座り仕事なのでほとんど座りっぱなしですが、妊娠を機に腰痛が以前より悪化したように感じます。
以前から座る事が多かったのですね。
それはもしかしたら太ももの裏の筋肉が硬くなっていることが原因かもしれません。
太ももの裏ですか?
確かにあんまりストレッチはしていませんが…
筋肉が硬くなるのは腰痛の原因になりますが、
それだけではなく何故筋肉が硬くなってしまっているのか、
しっかり調べる必要があります。
問診を行い、お体の検査をさせて頂きますね。
ぜひよろしくお願いします。
原因は「モモ裏のかたさ」でした
お体を見てみると、痛みが出ている場所は腰全体。腰の筋肉がとても硬くなっている状態でした。
特に、太ももの裏の筋肉がとても硬くなっていて、その硬さが今回の腰痛の原因となっています。
なぜ硬くなるかというと
骨盤が後ろに倒れてしまうからです。
では骨盤を後ろに倒してしまう原因は?
この原因を解決しないと、腰痛改善にはなりません。
腰痛の根本原因をどんどん深堀りしていきます
まず問診で患者さんのお話を伺い、そこから原因を深堀していきます。
腰や太ももの筋肉が硬くなっているからほぐしますね
この様に
腰痛→腰・足の筋肉の硬さ→腰の筋肉をほぐす
といった工程だけですと、一時的に楽になりますがすぐにまた硬くなってしまいます。
それはなぜなのか。
なぜ腰の筋肉が硬くなってしまったのか、根本的な原因が分からないからです。
そこを解決しないことには、腰をほぐすだけではまたぶり返してしまい、腰痛が続いてしまいます。
Nさんの腰痛の原因は「骨盤が後ろに倒れているから」
妊婦さんは徐々にお腹が大きくなり、普段の姿勢も変化していきます。
その中で、座り姿勢の時に骨盤が後ろに倒れる骨盤後傾姿勢が多くなりがちです。
骨盤が後ろに倒れる
↓
モモ裏の筋肉が硬くなる
↓
お尻や腰の筋肉が硬くなる
↓
腰痛
というメカニズムです。
他にも立っている時に膝が曲がりやすかったり、ガニ股姿勢になってしまうこともしばしば。
まずは骨盤が倒れる姿勢になることを避けるのと同時に、
骨盤が後ろに倒れてしまう原因を考えなければいけないですね。
妊娠中で腰痛がある方は以下の3つを見直してみましょう
きのて整体院ではマタニティ整体も行っておりますので、妊娠中でもお気軽にご相談下さい。
しかし、施術のみだけではなく、日常生活内でも気を付ける必要があります。
出来れば以下三点の生活習慣の見直しをしてみて下さい。
床にそのまま座らないように
①床にすわらないように
妊娠中はだんだんお腹が大きくなってきます。
背中を丸めない良い姿勢の維持が難しくなるため、手を後ろについて座るようになります。
すると骨盤が後ろに倒れた姿勢になるため、腰やお尻は硬くなってしまいます。
どうしてもその姿勢をとらなければいけない時は
- クッションやバスタオルでお尻を高くして座りましょう
スリッパやサンダルを履かないように
②室内外でスリッパやサンダルを履かないようにしましょう
足が固定されない履物を履くことで、モモ裏やお尻に負担をかけてしまいます。
足がしっかりと固定される靴を履きましょう。
➝どうしても履かなければいけない時は
- 鼻緒のついたもの
- かかとが固定できるもの
を選びましょう。
深呼吸をしましょう
③普段から深呼吸をしましょう
妊娠中は特に呼吸が浅くなりがちです。
呼吸が浅くなることで、背骨や肋骨が動きが硬くなると
腰への負担が増えてしまいます。
また、血流も悪くなるため全身の筋肉が硬くなりやすいです。
1時間に1回深呼吸、ぜひやってみてくださいね。
マタニティ整体も大切ですが
妊娠中は、お腹が大きくなるにつれてどんどん姿勢も崩れやすくなり、不調が出やすくなります。
もし腰痛が出てしまった方はご相談頂きたいですが、痛みが出ないように予防していくことが一番です。
ぜひ上記3点を意識して過ごしてみて下さいね。
妊娠中の腰痛が気になる方は是非一度、きのて整体院にご相談下さい。