![](https://kinoteseitai.com/wp-content/uploads/2022/02/nishiol02s-150x150.jpg)
こんにちは。
名古屋市天白区きのて整体院の西尾です。
今日は「血流って大事だな」というお話をします。
毛細血管とゴースト血管
人体の血管の内、95%以上を占めているといわれるのが「毛細血管」。
毛細血管の役割は、各臓器(各細胞)へ酸素や栄養分を届け、老廃物を運搬することです。
要は、動脈血と静脈血の入れ替えをしてくれるところ、それが毛細血管です。
近年話題になっている「ゴースト血管」
毛細血管はあるのに、血液が流れていない部分のことを言います。
いわゆるゴースト化してしまった血管のことです。
人体の毛細血管は10万kmあるといわれていますが、50代以降、平均して40%減少します。
ということは10万キロが6万キロ…恐ろしい…!!
ゴースト化するとどうなる?
まず一番に思いつくのは「冷え性」でしょうか。
末端まで血液が送られず、手足が冷えてしまう「末端冷え性」などがイメージしやすいのですよね。
しかし、毛細血管のゴースト化はさまざまな症状をもたらします。
以下に例を挙げてみました。
1.肩こり、腰痛
血流が悪くなることで筋肉が硬くなり、「コリ」や「痛み」が現れ、「シビレ」にまでおよぶことも。
2.頭痛
首周辺の筋肉のかたさで神経が圧迫されます。
3.シワやたるみ
肌の細胞に栄養や酸素が行き届かなくなることで生じます。
4.骨粗しょう症
栄養が骨、関節に行き届かず骨がもろくなります。
5.薄毛、白髪
頭皮への栄養不足で起こる場合も。
6.認知症、アルツハイマー病
原因物質であるアミロイドβの回収が困難となり脳に蓄積しやすくなります。
7.その他
脳なら「脳梗塞」、心臓なら「心筋梗塞」、肝臓などの内臓であれば「内臓疾患」のリスクも…。
挙げだしたらきりがないですが、
血行不良、ゴースト血管は、身体にとって悪影響だと分かりますよね。
![](https://kinoteseitai.com/wp-content/uploads/2024/01/28454509_s.jpg)
本当に加齢が原因なのか??
加齢によって血管は衰えます。
これは正しいのかもしれません。
しかし、「加齢」だけで終わらせてしまうのは間違い!
血管がゴースト化してしまう理由。
それは「生活習慣」にあると考えます。
運動不足、栄養の偏り、睡眠不足など。
1.運動不足
生活が便利になりすぎている現代。
昔は日常生活でも、ある程度の運動はしていましたが、
今は「車生活」「デスクワーク」「掃除はルンバ」…
ということは、日常の中に運動を取り入れない限り血管は衰える一方です。
2.栄養の偏り
言い出したらきりがありませんが、
例えば糖の取りすぎ、生野菜不足、たんぱく質不足、小麦の摂りすぎなど。
腸内環境の悪さも関係します。
3.睡眠不足
日本人の平均睡眠時間は「世界ワースト1」。
トップの南アフリカと比べると122分(2時間以上)も差があるのです。
睡眠時間、睡眠の質ともに大切になってきます。
4.過度なストレス、長期的なストレス
交感神経優位になり、血管は狭くなります。
適度なストレスは必要ですが、過度な、長期的なものは要注意です。
5.喫煙
血管を脆弱化させます。
![](https://kinoteseitai.com/wp-content/uploads/2024/01/26957473_s.jpg)
ゴースト血管は正常な血管にもどるの?
答えは「YES!!」です。
ゴースト化した血管を放っておくと、血管自体もなくなってしまいます。
ゴースト化の状態ならまだ間に合います。
生活習慣を見直し、血流を改善させ、健康を手に入れましょう!!
「どう改善したらよいのかわからない」
「具体的な方法を知りたい」
そんな方はいつでもお気軽にご相談くださいね!
![](https://kinoteseitai.com/wp-content/uploads/2022/08/47504-300x225.jpg)
![](https://kinoteseitai.com/wp-content/uploads/2022/05/23236471_s-300x200.jpg)