血流がすべて!?

西尾院長

こんにちは。
名古屋市天白区きのて整体院の西尾です。
今日は「血流って大事だな」というお話をします。

毛細血管とゴースト血管

人体の血管の内、95%以上を占めているといわれるのが「毛細血管

毛細血管の役割は、各臓器(各細胞)へ酸素や栄養分を届け、老廃物を運搬することです
要は、動脈血と静脈血の入れ替えをしてくれるところ、それが毛細血管です。

近年話題になっているゴースト血管
毛細血管はあるのに、血液が流れていない部分のことを言います。
いわゆるゴースト化してしまった血管のことです。

人体の毛細血管は10万kmあるといわれていますが、50代以降、平均して40%減少します。
ということは10万キロが6万キロ…恐ろしい…!!

ゴースト化するとどうなる?

まず一番に思いつくのは「冷え性」でしょうか。
末端まで血液が送られず、手足が冷えてしまう「末端冷え性」などがイメージしやすいのですよね。
しかし、毛細血管のゴースト化はさまざまな症状をもたらします。
以下に例を挙げてみました。

1.肩こり、腰痛
血流が悪くなることで筋肉が硬くなり、「コリ」や「痛み」が現れ、「シビレ」にまでおよぶことも。

2.頭痛
首周辺の筋肉のかたさで神経が圧迫されます。

3.シワやたるみ
肌の細胞に栄養や酸素が行き届かなくなることで生じます。

4.骨粗しょう症
栄養が骨、関節に行き届かず骨がもろくなります。

5.薄毛、白髪
頭皮への栄養不足で起こる場合も。

6.認知症、アルツハイマー病
原因物質であるアミロイドβの回収が困難となり脳に蓄積しやすくなります。

7.その他
脳なら「脳梗塞」、心臓なら「心筋梗塞」、肝臓などの内臓であれば「内臓疾患」のリスクも…。

挙げだしたらきりがないですが、
血行不良、ゴースト血管は、身体にとって悪影響だと分かりますよね。

本当に加齢が原因なのか??

加齢によって血管は衰えます。
これは正しいのかもしれません。

しかし、「加齢」だけで終わらせてしまうのは間違

血管がゴースト化してしまう理由。
それは生活習慣にあると考えます。

運動不足、栄養の偏り、睡眠不足など。

1.運動不足
生活が便利になりすぎている現代。
昔は日常生活でも、ある程度の運動はしていましたが、
今は「車生活」「デスクワーク」「掃除はルンバ」…
ということは、日常の中に運動を取り入れない限り血管は衰える一方です

2.栄養の偏り
言い出したらきりがありませんが、
例えば糖の取りすぎ、生野菜不足、たんぱく質不足、小麦の摂りすぎなど。
腸内環境の悪さも関係します。

3.睡眠不足
日本人の平均睡眠時間は「世界ワースト1」。
トップの南アフリカと比べると122分(2時間以上)も差があるのです。
睡眠時間、睡眠の質ともに大切になってきます。

4.過度なストレス、長期的なストレス
交感神経優位になり、血管は狭くなります。
適度なストレスは必要ですが、過度な、長期的なものは要注意です。

5.喫煙
血管を脆弱化させます。

ゴースト血管は正常な血管にもどるの?

答えは「YES!!」です。

ゴースト化した血管を放っておくと、血管自体もなくなってしまいます
ゴースト化の状態ならまだ間に合います。

生活習慣を見直し、血流を改善させ、健康を手に入れましょう!!

「どう改善したらよいのかわからない」
「具体的な方法を知りたい」

そんな方はいつでもお気軽にご相談くださいね!


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