膝裏の痛みの原因は膝ではなかった|20代建築業男性の症例をご紹介

「何もしていないのに膝が痛い…」その原因は膝以外にあるかもしれません
こんにちは!
プライムツリー赤池から車で3分、名古屋市天白区きのて整体院の西尾です。
本日のテーマは「膝裏の痛み」についてです。
このようなお悩みはありませんか?
✅ 階段を上ると膝裏が痛い
✅ 膝を曲げると違和感がある
✅ 病院では「異常なし」と言われた
✅ 何が原因なのか分からず不安
今回は、膝が悪いと思っていた痛みの原因が、実は昔の足首のケガだったという症例をご紹介します。
患者さんの症状
今回ご紹介するのは、20代男性・建築業(内装作業)のお仕事をされている方です。
約1週間前から左膝裏に痛みを感じ始め、日に日に症状が強くなってきたため来院されました。
患者さん自身も、
「特にぶつけた覚えもないし、ひねったわけでもないのに、なぜ痛くなったのか分からない。」
と、とても不安そうなご様子でした。
痛みが出る動作
- 階段を上る
- 立った状態でももを上げる
- うつ伏せで膝を曲げる
建築業という仕事柄、階段の昇り降りや立ったりしゃがんだりする動作が多く、仕事にも支障が出始めていました。

まず膝を詳しく検査しました
膝が痛い場合、まずは膝そのものに異常がないかを確認します。
今回の検査では、
- 腫れなし
- 靭帯テスト陰性
- 半月板テスト陰性
という結果でした。
つまり、膝そのものに大きな異常は見当たりませんでした。
そこで当院では、姿勢や身体全体の動きを詳しく確認していきます。
AI姿勢分析と動作検査で分かったこと
AI姿勢分析では、
- 頭が前に出ている
- 巻き肩
- 猫背
- 骨盤が前方へ移動した姿勢(反り腰傾向)
と、身体全体が前へ偏った姿勢になっていました。
さらに動作を確認すると、
- 左足首の底屈・背屈の可動域制限
- 距骨下関節の動きの低下
- 股関節の可動域低下
- 足首周囲の筋力低下
が確認できました。
ここで「膝が痛い理由」が少しずつ見えてきました。

根本原因は昔の足首のケガでした
詳しくお話を伺うと、
学生時代にサッカーで左足首を痛め、足関節インピンジメント症候群と診断。
その後、
・手術2回
・リハビリも実施
されていましたが、
ランニング後などには今でも足関節の痛みが残っていたそうです。

つまり、
痛みは落ち着いていても、足首の機能は十分に回復していなかったということです。
なぜ足首が膝の痛みにつながるのでしょうか?
「膝が痛いのに足首が原因なの?」
そう思われる方も多いかもしれません。
実は歩く・階段を上る・しゃがむなどの動作は、
足首 → 股関節 → 骨盤 → 膝
というように全身が連動しています。
今回の患者さんは、
足首が十分に動かないため、
・足首で吸収できない負担を股関節が代償する
↓
・股関節も徐々に硬くなる
↓
・骨盤が前へ引っ張られる
↓
・反り腰が強くなる
↓
・膝裏へ負担が集中する

という状態になっていました。
つまり、
痛みが出ていた場所は膝でも、本当の原因は足首と股関節にあったと考えられます。
「急に痛くなった」のではなく、積み重ねが限界を迎えていた
患者さんは
「何かきっかけがあったわけではないのに痛くなった」
と話されていました。
しかし身体を詳しく検査すると、
- 昔の足首のケガ
- 足首の可動域制限
- 股関節の硬さ
- 筋力低下
- 姿勢の崩れ
- 建築業という身体への負担
これらが少しずつ積み重なり、
ある日、膝裏の痛みとして症状が現れたと考えられます。
身体は突然悪くなるのではなく、長年の負担が積み重なった結果として痛みが出ることが少なくありません。
当院で行った施術
初回は膝だけを施術するのではなく、
- 足首の可動域改善
- 距骨下関節の調整
- 股関節の柔軟性改善
を中心に行いました。
初回では膝の痛みに大きな変化はありませんでしたが、
患者さん自身が
「左右でこんなに足首の動きが違うんですね。」

と可動域の違いを実感されていました。
身体の土台である足首の機能を改善しながら、股関節との連動を整えていきました。
改善までの経過
4回目の施術
膝裏の痛みは約9割改善。
6回目の施術
仕事中や階段でも痛みはなくなりました◎
その後は、
- ランニング後の足首の痛み
- 足首・股関節の筋力強化
- 姿勢改善
を目的とした施術・運動指導へ移行し、再発予防にも取り組んでいます。

患者さんのご感想
「最初は足の痛みと身体のバランスを診ていただきたく伺いました。
通院していて、その日その日の痛みの原因をしっかり教えていただき、改善方法も具体的に教えていただけるのでとてもありがたいです。
身体の改善もしっかりとできていると実感できるので信頼しています!」
嬉しいご感想をありがとうございます。
院長からお伝えしたいこと
今回の症例で一番お伝えしたいのは、
「膝が痛い=膝が悪い」とは限らない
ということです。
今回の患者さんのように、
- レントゲンでは異常がない
- 病院では様子を見ましょうと言われた
- 湿布や安静でも変わらない
という場合でも、

身体全体を確認すると、別の場所に原因が隠れていることがあります。
当院では、
- AI姿勢分析
- 動作分析
- 関節の可動域検査
- 身体全体のバランス評価
をもとに、「なぜその場所に負担がかかったのか」まで確認し、根本原因へアプローチしています。
まとめ
膝裏の痛みは、膝だけが原因とは限りません。
昔のケガや姿勢の崩れ、関節の動きの悪さが積み重なり、今回のように痛みとして現れることもあります。
「原因が分からない膝の痛み」でお悩みの方は、一度身体全体をチェックしてみることをおすすめします。
痛みが強くなる前に原因を知り、身体の負担を減らしていきましょう。













