先日、「そういうのあまり信じていないけど、家族のことみて欲しい。」とご紹介から相談にいらっしゃった方のお話です。
私も最初は生年月日から導き出される個性學が不思議で信じてなかった1人ですのでご安心ください(笑)
そんなことも素直にお話くださったことで最初にすぐに打ち解けることからスタートしました。
ご相談者、ご主人、2人のお子さん(長男、次男)の4人家族。
ご家族の内面12分類だけご紹介するとこんな感じでした。
奥さま👩:城志向 実益型
ご主人👨:城志向 実益型
長男👦:人志向 実績型
次男👦:城志向 独自型
まずは、長男とご夫婦関係が気になりました。
城志向が多い中、長男だけ人志向です。
話を聞いて見たらやっぱりその通り。
個性が実益のお母さんからは長男がこう見えていて、イライラが募っていたようです。
・ママ大好きは嬉しいけどベッタリでいつまでも離れてくれない。
・やりたいと言った習い事も楽しそうではない。もっとやる気出して欲しい。
・本当はもっとできるはずなのに発揮できない。
・女の子と遊ぶことが多く心配になる。
・ケンカしてもやられっぱなしで帰ってくる。
お母さんが心配していることもお母さんの個性通り。長男がそうなるのも個性通りです。
長男の良さは、とにかく優しくて癒してくれること。たまにしっかりしていると感じることがあること。それはわかってるんだけど・・・と。
そうですよね。
わかってるんだけど・・・イライラしちゃうし、がっかりしちゃって、叱った後には自己嫌悪にもなってしまうお母さんもいたりします。子育ての日常あるあるです。
さらに伺っていくと、ご夫婦関係もやっぱりケンカが絶えない仲でした💦
でも、この状況が長男にとってはさらに苦しい家庭環境だったと思われます。
夫婦間で子育ての考え方も違うようで、それでケンカになることもあるとのことで悪循環でした。
人志向はケンカは嫌です。「嫌い」という言葉を好まず、「好きじゃない」と表現する子もいるほど言葉にも敏感です。
一方、両親ともに揃って城志向。城志向は自分の意思をしっかりもち、目的を叶えるためにはぶつかり合うこともしばしば。
ここだけでも、全く違います。
それを踏まえた上で考えてみると、長男は両親のケンカをどう見ていたのでしょうか。
実際は、上記内面の個性だけではなく、外面、生き方、能力、トキ、相性など個性の他の分類や、現在の人間関係や環境なども組み合わせてみていきますが、内面だけみるだけでも十分問題が見えてくる場合も多々あります。
どんな時も、まずはお母さんにご自身の個性と家族の個性を知ってもらいます。
え!?そうなんですか?ということもあれば、そういえばこんなことがありました・・・とエピソードを語られることもあります。
個性も、知ったからと言ってすぐに受け止められないものもあり、それには重大な理由もあります。
けれど、第一段階として『個性を知ること』を大切にしてもらっています。
最初に丁寧にお伝えしていきますね。
結局、このご家族には大きくは2つご提案させていただきました。
陰ながら支えてくれていた「ある人物」がいたので、その方にもう少し助けてもらうことになりました。
また、家族で「あるミッション」をクリアしてもらうことにしました。
家族全員の個性、能力を総動員したら簡単にミッションクリアできるものですが、それぞれが自己主張が強く非協力的だったら全員で撃沈するミッションです。
面白そう!と乗り気で言ってくれたので頑張ってくれることと思います。
今年の春に実行される予定でどんな結果になるか楽しみです。
「こういうの信じないんだけど…」から始まった個性學セッションでしたが、親子の個性の違いをしっかり受け止めていただきました。
ミッションにもチャレンジしてもらえるよう。
感謝です♡
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『自分を知ること』『相手を知ること』『共創すること』は、個性學に込められた想いです。
自分の個性を知って、相手の個性を知って、その違いを知ったうえで、よりよい新しい未来をつくっていくということです。
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