きのて整体院【㈱ 幹】の考える「ベビー整体とは?」

ベビー整体は、未熟な赤ちゃんの身体に合わせた発育を正しく促す整体で、一般的な大人の整体とは全く別物です。
きのて整体院、幹グループとして、ベビー整体(新生児、幼児への整体)は、
一言で言えば、「正しい骨格をサポートすることで、神経・骨・筋肉の正しい発育と運動を促す整体」という位置づけで提供しています。

ベビー整体もマッサージも、「未成熟な身体にも、危険のない施術」で「バランスよい成長を促す」ことで、赤ちゃんの抱えがちなトラブルを解消してゆきます。
ベビーの整体は、「大人の整体」とは別物です。

ママさんは普段、整体というとどんなイメージですか?

私ですか?
腰や肩が重いときは、グイグイっと揉まれたり、グィーと関節を伸ばされたりしてスッキリする。ってイメージでしょうか。

では、赤ちゃんの整体というと、どんなイメージでしょう?

赤ちゃんの小さい身体なので、大人の整体のゆるい感じや運動をさせてあげる感じですかね。

なるほど、、、
「大人の整体の赤ちゃんバージョン」と多くの方が思っているのですが、実はそれ「危ないイメージ」なんです。

え?そうなんですか?

赤ちゃんの身体は、私達が思っているより、ずっと未熟で繊細です。
繊細な身体でも、ベビー整体は安全でなければいけません。
- 赤ちゃんの身体に「普通の整体」は危険!
- ベビー整体は安全であることが大事。
赤ちゃんの身体はあらゆる組織が未成熟です。

赤ちゃんの身体は小さいだけじゃありません。
新生児は、身体の仕組みも構造も日々できつつある最中なんです。
- 身体のあらゆる骨が柔らかく、関節ができつつある時期です。(新生児~幼児期まで)
- 筋肉はとても柔軟性が高く柔らかい状態です。(新生児~幼児期まで)
- 身体も意識的に動かしているのでなく、反射で動いています。(新生児)
- あらゆる刺激を五感で受け取り、神経が繋がっていく時期です。(新生児)
- 臓器の機能が弱く、内蔵単体ではなく、大人より身体全体の影響を受けやすい(3歳位まで)
- 呼吸器の機能が弱く、呼吸をお腹の動きで補助、腹式呼吸を行っている(3歳位まで)

目も2,3ヶ月頃から徐々に見える様になってゆくといいますよね。
骨も関節部分がまだできてないとか聞いたことがあります。

ココで重要なのは、まだ身体が出来上がっていないこと。
そして、赤ちゃんへのあらゆる刺激が成長のキッカケや糧となっている点です。
未成熟で発達ざかりな赤ちゃんだから、身体の歪みの影響を受けやすい

でも、それなら整体って必要ないんじゃない?

実は、①骨の柔らかさ、②筋力の柔らかさ、③意思で動かせないということで、⑤内蔵⑥呼吸器などの発達や発育に「身体の歪み」の影響が出やすいのです。

赤ちゃんにも未発達な身体が原因の「身体の歪み」があって、成長に影響するかもしれないんですね。

そうですね。
これらの影響はストレスとして・便秘・呼吸が浅い・夜泣き・睡眠が浅いなどの症状で現れていることもあります。
そこで当院の「ベビー整体」は新生児から自分の意志でトイレに行けるくらいまでの期間を支える「安全な整体」として考案されたんですよ。
- 赤ちゃんにも身体が未発達だからこその「身体の歪み」がある
- 「身体の歪み」は赤ちゃんにとってストレス
- ストレスが原因で便秘・夜泣き・睡眠、呼吸が浅いなどの症状がでることもある
ベビー整体と大人の整体との違い

普段、大人が受ける整体は、出来上がった骨・関節、筋肉と自力でココまで動かせるという可動域を基準に整体を行います。
でも、赤ちゃんにはその大人の身体の常識や基準が通用しないんです。
例えば、ここに赤ちゃんの手のレントゲン写真があります。

赤ちゃんの関節はまだしっかりとした骨を形成しておらず、軟骨で覆われている状態です。
1年もするとだいぶ関節もできつつあるのがわかると思います。

はぁー!骨までちっちゃい、かわいい。

かわいいですよね。
指だけでなく手首などの関節、硬い骨ができつつある部分、柔らかい軟骨なんですが、乳児の関節は、膝も肩も股関節も、全身こんな感じなんです。
大人の整体やストレッチのような運動を赤ちゃんにさせるのが危険という意味がご理解いただけるかと思います。

あ~、たしかに、コレを見ると運動やストレッチ以前に、優しく扱ってあげなきゃって思います。

発達、発育が目まぐるしい時期に関節を負担をかけることで、関節の異常などを引き起こしてしまう可能性もあります。
だからこそ、赤ちゃんの整体は刺激や身体、関節などへの過度な負担は避けるべきなんです。
「一切、危険がない」施術が大切。

大人であれば、関節を動かし、筋肉の緊張を緩めますが、赤ちゃんの場合には手も足をひねったり、無理に動かすことや、筋肉を揉むということはしません。
新生児や赤ちゃんの身体の構造からすると、この時期に外力で無理に動かすことは、身体にとっても、神経や血管が作られていく過程としてもあまり好ましくありません。
過去日本では、助産師による間違った赤ちゃんの整体で事故が起きています。
例えば、
- 首を捻る体操
→ こちらは助産師さんなどが行い、事故がおこっており、問題となりました。 - 足を持って逆さにする
→ こちらは膝の脱臼や成長して関節が抜けグセが付くなど成長期に負担をかけるリスクの高いものとされています。
当院のベビー整体は、関節をひねる、伸ばすということは一切せず、「さする、触れる」といった優しい刺激を中心とした安全な施術を行っています。
- 赤ちゃんの関節をひねる、伸ばすという負荷は危険
- 日本では過去、大人に行うような整体で事故も起きていた
ベビー整体は具体的に何をしているの?
当院のベビー整体の施術イメージは、
正しい骨格をサポート + さする、ふれる優しいマッサージ
で赤ちゃんもママも不安なく、正しい成長を促すことを目的にしています。

大人の整体のように、身体を動かしたり、伸ばしたり、揉んだりしないのに、歪みは治るの?

まだ一日の多くを寝て成長する乳児だからこそ、触ったり、さすったりする刺激で歪みは改善することができます。
逆に、小さな刺激で歪みが改善するということは、ちょっとしたことで歪みを作る原因になっているということです。
赤ちゃんの身体の歪みの多くは、ストレスから来る動きの偏りです。
大人のように、自分の身体の重さで筋肉に負担がかかるといった身体の歪みより、ストレスなどで身体に出る癖が身体の歪みになっていることが多いのです。
まだ、筋力の少ない赤ちゃんの場合、このちょっとした歪みによる偏りが身体の成長に影響を及ぼします。
このストレスから来る動きの偏り → 向き癖 → 頭のカタチがいびつに

赤ちゃんの身体の歪みの原因を取り除いてあげるのね。

そうですね、安心感や不安をなくしてストレスを取るという意味では、原因を取り除くといえますね。
でも、ベビー整体では「正しい骨格」を意識して刺激を与えることで歪みを少なくすることを目的とします。
歪みはゼロにはなりません。誰にもクセがあるように、歪みは多少あるものです。
でも、身体も骨も柔らかい赤ちゃんは、偏りすぎると偏ったまま成長してしまうことも少なくありません。
それを

それでも私たちは、新生児の身体を動かし神経が繋がリ、日に日に発達する時期のベビー整体は、「必ず、その子の発育にとってプラスになる」と考えています。
正しい知識でお母さんが我が子の変化を見ながら、「正しく成長を促進させる本物のベビー整体」をご提案しています。
正しい知識とママが赤ちゃんの変化を見ていてあげる愛情で、赤ちゃんにとって本当に必要な整体になると考えています。
きのて整体院では、ベビー整体の目的を
- 「不調改善」
…骨格を整えることで赤ちゃんの不調(内蔵機能、血行促進)を改善させること - 「発育の促進」
…新生児・幼児の神経伝達・運動機能・骨格の正しい形成、促進させること - 「不安や心配の解消」
…子供の変化が分かり、その子の特徴をママ自身もわかることで安心してもらうこと
としています。

この3つの目的、ベビー整体を受けさせたいと思ったきっかけは、どれでも構いません。
・頭の形が心配…
・便秘でツラそう…
・夜泣きなんとかしたい…
最初の入口は違っても、赤ちゃんの不調を取り除き、発達を正しく促進させる環境を整えてあげることは変わらないのです。
新生児・幼児にとって、整体から得られる①・②の効果は継続することで、健康な身体を作ることに繋がります。
そのため、当院ではベビー整体は「ママが赤ちゃんにしてあげる」ように数ヶ月でマスターできるものにしています。
「不調改善」だけでなく「発育の促進」にしたことで、